ブームの終わり

ブームの終わりは知らない間にやってきます。
メディアに取り上げられなくなり、
「そう言えば、見なくなったね」とか、
「そう言えば、そういう事あったね」というように
過去形にされ、
世の中の人の記憶から忘れ去られてしまいます。
何故か?

例えば、皆さんは自分の家の匂いがするでしょうか?
無臭ですよね?
他人の家に入ったときは独特の匂いがします。

芳香剤を買ってきて開封後すぐと、
数日後とでは違いますよね?
数日後では思ったより匂わなくなっています。

この原因は、
人間は「刺激慣れ」をすることから起こると思われます。
同じ刺激の情報を取り入れすぎると
感覚が麻痺した状態になり、
受け付けなくなるようです。
上記の場合は嗅覚(きゅうかく)ですが
他の五感情報も同じだと思われます。

では、それでも取り続けるとどうなるのか?
そして、ブームとの関係性は?

関根勤さんがある食べ物を好きすぎて
1年間ぐらいよく食べていたら気持ち悪くなった
という話をされていました。

「いきなり!黄金伝説。」では
同じ食べ物を期間中食べ続けるという
企画をやっていますが、タレントの皆さんは
最初こそ好調なものの、すぐに飽きて
苦労されていました。
つまり、人間は同じ感覚の情報を取り続けると
「拒絶反応」を起こす訳です。

こういったことがブームの終わりに
関係しているのでしょう。
世の中の人が話題になった人や事柄に興味を持ち
短期間に集中的に情報を取り込み
知らない間に「慣れ」を起こし、
次に「拒絶反応」を起こすことで飽きてしまう。
そして、新しく話題性が発展しなくなり、
それでもメディアが取り上げれば、
チャンネルを替え今までに無い
次の刺激に向かうというサイクルを
繰り返しています。

そのためブームになった芸能人は
新しいことにチャレンジすることが
課題となってきます。


≫【補足】

・「新語・流行語大賞」に選ばれると翌年に
使われなくなるというジンクスがありますが、
言葉のブームがこの記事の内容のように
なることで起こる模様です。

・年末年始にその年でブレイクした
タレントさんの出演が極端に増えます。
そして、お正月の特番期を過ぎたあたりから
世の中の人は気分を一新し、新しい人を
探す傾向にあります。
この頃、芸人さんの場合は新ギャグ・新キャラで
乗り越えようとする光景が見られます。
ちなみに、新キャラ・新ギャグはヒットしない傾向にあります。
人物自体に「慣れ」を起こしているため
新しいことをしても斬新さや意外性が感じられず
また、それまでのイメージがあるため
過去の良さと比べられることで見劣り感がし、
新しく出てきた人の方を選ぶためです。
→「ウケるギャグに必要なこと
→「Wikipedia 流行
・刺激慣れには感性の個人差や
話題の内容・発展度によって違います。

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