簡単にプロっぽく見せるマジックのやり方

マジック(手品)をやるときにどんなのにするのか迷いがち。
また、やり方が分からないという方向けにレベルアップする方法をまとめてみました。

言葉で人をひきつけようと思っても難しいし、かといって面白い衣装で笑わせるのも恥ずかしいです。
マジックのいいところはなんといっても「カッコイイ!」これに尽きます。
一度覚えれば誰かから催促され人気者になれます。

マジックのやり方だけじゃなく、演出も覚えておくと より効果的に人をひきつけます。
テレビで行われているプロのマジシャンの演出をまねれば、「カッコイイ!」が倍増することでしょう。

小さなマジック or 大きなマジック


マジックを披露するときは観客の「人数」や「場所」によって、マジックを選ぶ必要があります。

例えば、カードの絵柄や数字、コインを使ったマジックをする場合は、遠くから見ている観客にすれば小さすぎて何をしているのかさっぱり見えません。
このような「小さなマジック」は、主に「少人数」や「近く」で見てもらうことを条件に行う必要があります。
また、観客に手伝ってもらうことがあるため「言葉で説明することが多く」、コミュニケーション力を必要とします。
テレビ番組で例を挙げれば、Mr.マリックさんは「少人数」の前で「近く」で見てもらいながらマジックを披露しています。
カメラを使って手元を映すので、観客席の人や視聴者は画面を通してマジックを見ることができるので、小さくても見やすくなっています。

一方、持っていた棒が花に変わったり宙に浮かんで見えるなどのマジックをする場合は遠くから見ている観客からでも見えます。
このような「大きなマジック」は、派手な演出をすることができます。
また、観客とは離れた位置でマジックを披露するので、「言葉で説明することが少なく」、コミュニケーション力を必要としません。
マジシャンの引田天功さんは、「大人数」の前で「遠く」からでも見えるマジックをされています。

小さなマジックと大きなマジックの決定的な違いを説明すると、「道具の使いまわしができるかどうか」です。
例えば、トランプを使ったマジックの場合は、いろいろなマジックを披露することができます。
思っていた場所とは違う場所からトランプが出てきたり、相手の持っているトランプを言い当てたりするなど、やり方を覚えれば次々とマジックを披露することができます。

一方、大きなマジックは道具一つ当たりに(※例外はありますが)一つのマジックしかできません。
つまり、大きいマジックをいくつも披露しようと思えば、その数だけ道具が必要となります。
もちろん、持ち運ぶ際の量が増えて運ぶ手間がかるうえ、道具の購入費用がかかります。

まとめ。
小さなマジック
  • 「少人数」の観客の前で「近く」から見てもらいます。
  • 複数のマジックを披露するときでも道具が少なく済むうえ、持ち運びが楽なのでどこでも披露できます。
  • 「大きなマジック」に比べて自力で驚きを作り出すことが多く、技術力を必要とします。
  • コミュニケーション力(説明・会話)を必要とします。
  • ミスをするとごまかしがきかないです。

大きなマジック
  • 「大人数」の観客の前で「遠く」から見てもらいます。
  • 複数のマジックを披露するときは道具の費用がかかるうえ、持ち運び大変なので披露する場所を選びます。
  • 「小さなマジック」に比べて道具の仕掛け(構造)に頼って驚きを作り出すことが多いです。
  • コミュニケーション力(説明・会話)を必要としません。
  • ミスをしてもテンポよく次のマジックをすればごまかしやすいです。

マジックの選び方


覚えるのが簡単なマジックは、観客を驚かせる度合いも小さいです。
覚えるのが難しいマジックは、観客を驚かせる度合いも大きいです。
もし簡単にマジックを行いたいのなら、マジックグッズを使うという方法もあります。
マジックグッズは、道具の仕掛けに頼れば覚えやすい上、驚きが大きいものもあります。

ちなみに、マギー四郎さんやマギー審司さんが行うような「面白系マジック」もあります。
「面白系マジック」の特徴は、仕掛け自体は「大きなマジック」と同様で、遠くの観客からでも見える道具一つにつき一つのマジックをします。
ただし「大きなマジック」と違い、観客と話しながらマジックを披露します。
その話す時に面白い会話のやり取りをして笑いを誘います。

マジックの覚え方


小さなマジックはマジック(手品)の本を見れば載っています。
お店で購入するか図書館で本を借りるといいでしょう。

また、お店で売られているマジックグッズ(※一つの道具につき、ひとつのマジックしかできないことが多い)を買えば、説明書やDVDが付いていて、やり方が載っています。
その他、動画共有サイト「YouTube」の検索窓に「マジック」や「手品」と入力して検索をすると、やり方の動画が見つかります。
必要に応じて「ネタバレ」や「種明かし」、「やり方」などのキーワードを付け足してください。
※検索結果の画面で「フィルタ」をクリックして、「並び替え」のところにある「再生回数」をクリックすると、人気の動画順に並び替えられて表示されます。
また、動画サイトではなく検索サイトでも同様に調べるとたくさん見つかります。
ちなみに、マジックグッズ専門店で道具を買う方法がありますが、高価なためプロを目指す人向きになると思います。

トリックを作るのに必要なもの


発想力
新しいトリックを考えるのに必要。

論理的思考力
特にカードマジックで絵柄や数字をそろえたりするトリックを考えるのに必要。

技術
手先の器用さ。
※「大きなマジック」ではアシスタントに体の柔らかさが必要になる場合も。

構造
錯覚を生む道具。

装置
観客が見えないところで動く機械仕掛けの道具。

物理
物理法則に基づいた道具の動き。

化学・科学
化学・科学を使った動きや変化。

先入観
あらゆることに対してイメージ(固定観念)があるのを逆手に取る。
例えば、「ガラスコップ = 硬い」とすれば、「ゴムで作られた柔らかいガラスコップ」を使う。

錯覚
見る角度・距離や構造的なイメージを逆手に取る。
例えば、柔らかいコップをテーブルに当てたときに、同時に硬い物をテーブルに当て、あたかも柔らかいコップから硬い音が鳴っているように思わせる。

仕込み
マジックを始める前に仕掛けを作って用意しておくか、もしくはマジック中に仕込む。
例えば、ズボンの左ポケットに手を入れて「こっちじゃなかった」というような顔つきをし、次に右ポケットに手を入れてコインを取り出す。
この最初に左ポケットに手を入れた時に手にコインをとっておく(けど、何もなかったように装う)、というようなマジック中の仕込みもあります。

テクニック


消失(減少)
Aが消える。もしくは、A群のA-1~A-5の中のA-1が消える。
Aを技術や仕掛けで隠す。

出現(増加)
Aが現れる。もしくは、A群のA-1~A-5の中のA-6が現れる。
Aを技術や仕掛けで出現させる。
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再出現
Aが消え、(別の場所から)再びAが現れる。
Aを技術や仕掛けで隠してから再び見せる。もしくはA-1とA-2を用意して、A-1を隠しA-2を出現させる。
ハンカチーフマジック
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変化
AがBに変化する。
Aを技術や仕掛けで隠し、Bを出現させる。
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移動
Aを触っていないのにもかかわらず別の場所に移動する
Aを仕掛けで移動させる。

貫通
AにBが透き通る。もしくは硬いAに柔らかいBが突き刺さる。
Aを技術や仕掛けでBの内側へ移動させる。もしくは加工したAやBを使って突き刺さったように見せる。
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浮遊
Aが空中に浮く。
Aを仕掛けで浮いているように見せる。
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回避
人物Aが構造Bの中に入り(入れ)、危険にさらされたのにもかかわらず助かる。
人物Aが仕掛けのある構造Bに入り(入れ)、構造的に危険を回避する。もしくは、人物BがAに成りすましている間にAは別の場所に移動しておき再び登場する(Bは隠れる)。
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合致
Aが予言Bと一致する。
事前に仕掛けのあるAを用意して置き、あたかも予言Bと一致したかのように見せる。もしくは、途中からAに仕掛けを施して予言Bに一致させる。
マジックトランプ
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パフォーマンス力アップのコツ


衣装で雰囲気を出す
日常で着るようなカジュアルな服装より、独特な衣装にしたほうが見た目にインパクトを出せます。
黒・白系の服装でカッコ良くキメるか、もしくは派手な色でコミカルさ・かわいらしさを表現するようにします。
異世界の案内人的な印象を作り出すことで観客の心をひきつける効果があります。
以下に名前を挙げた人の衣装を参考にするといいでしょう。

マジシャン一覧

マジシャン一覧(面白系)

マジシャン一覧(子供系)
Google 画像検索」でマジシャンの名前を検索すると、衣装の参考になる画像が表示されます。
  • 例: 通常のマジックであればモノクロな色(※黒い色系・白い色系)
  • 例: 面白系や子供系マジックであれば派手な色(※原色系)

小物で雰囲気を出す
衣装だけでなく小物を追加することでさらにインパクトを出せます。
サングラス(※黒色系)をかけるか、もしくはカラーコンタクトレンズ(※青色系)で怪しさを出します。
人を見たときには必ず本能的に目元を見るので、そこに怪しさを出すことによって観客の心理に動揺を与えて雰囲気を作り出します。
  • 例: サングラスは遠くにいる観客からでも見えます
  • 例: カラーコンタクトは近くにいるの観客に威力を発揮します
Q&Aサイト「Yahoo!知恵袋」の検索窓に「カラーコンタクト 安全」と入力して検索すると、カラーコンタクトの情報が見つかります。
粗悪品や自分の目に合わない物を付けると最悪の場合失明する恐れがあるので、しっかりと調べてから購入してください。

決め台詞・決めポーズをする
マジックで観客に驚きを与えるだけではなく、台詞や動きに個性を付けて観客の心を引きつけます。
味気ないマジックにならないよう、要所要所で決め台詞や決めポーズをします。
  • 例: 驚かせる直前に行う
  • 例: 驚かせた直後に行う

BGMを流す
マジックを披露している時にBGMを流しながら行い、雰囲気を作ります。
リズムが速い曲を流しながらノリノリでマジックを披露するか、もしくは重低音のきいた曲で異世界的な雰囲気を出すようにします。
  • 例: リズムが速い曲はいろいろなマジックをテンポよく披露するときに使います(※大きなマジックを連続して披露するときの最中に)
  • 例: 重低音がきいた曲は一つのマジックをじっくり披露するときに使います(※小さなマジックを披露するときの登場・退場時に。マジック中は会話の邪魔になるので流さない)

誰かに手伝ってもらう
観客をマジックに参加させてサプライズ感を出します。
手伝ってもらっている人をドキドキさせたりマジックで驚かせることによって、他の観客にも一体感を感じさせるようにします。
  • 例: 観客の物を借りる(※借りた物を壊したように見せかけて元に戻す or 借りた物を別の場所から出現させる or マジックを披露したあとに返さないふりをして笑いを誘う)
  • 例: 観客に手伝ってもらいながら不思議な現象を起こす(※仕掛けに触れさせた状態で驚きを起こす or 物を選択させることで事前に仕込んでないように見せる)

お役立ち記事



役立つセリフ集


主にマジシャンと観客との距離が近い「小さなマジック」をする時に使えるセリフ集です。

挨拶
舞台に登場後、観客に挨拶をします。
※「大きなマジック」でも使えます。
例: 「え~、○○です。これからみなさんを、不思議な世界へと、ご案内したいと、思います」

BGMコール
挨拶をしたあとに、スタッフにBGMを流してもらうように指示します。
※音響機器と音響係が必要ですが、自分で機器を操作してBGMを流してもかまいません。
※BGMは「大きなマジック」に使います。
例: 「では、ミュージック、スタートッ!!」

説明
観客に対してこれから行うマジックの説明をします。
※説明がないほうが良い場合もあります。
例: 「これからこの○○がこちらの○○へ瞬間移動するのをお見せしたいと思います」

あおり
観客の期待度を上げます
例: 「もし○○から○○へお札が移動したらすごいと思いませんか?」

拝借
観客から物を借ります。
例: 「すいません。この中で○○をお持ちの方はいらっしゃいませんか?
じゃあ、お借りします」

要請・指示
観客を呼び寄せたり、行動を指示します。
例: 「すいません。じゃあ、そちらのあなた、ここに来て手伝ってもらえますか?
このカードの中からお好きな物を選んでください」

ユーモア
面白くなるような事を言って笑いを誘います。
例: 「じゃあ、自分が一番美人だと思う人に手伝ってもらいたいので、挙手を!……」

ゆさぶり
変更を迫って笑いを誘います。
例: 「本当にそれを選んでいいんですか?変えてもかまいませんよ」

注目
驚かせる前に注目を集めて見逃さないようにさせます。
例: 「ここ、ここのところをよ~く見ておいてください」

決め台詞(驚かす前)
観客を驚かせる前に言います
※「大きなマジック」でも使えます
例: 「(※Mr.マリックさんの場合)きてます、きてます」

カウントダウン
マジックで驚かす前に観客の注意をひきつけます。
※マジシャン自身が仕掛けを動かして驚かせます。
※「大きなマジック」でも使えます。
例: 「行きますよ、3…、2…、1…、はいっ!!」

誘導
観客自身に仕掛けを動かさせて驚かすために誘導します。
※観客自身が仕掛けを動かして驚きます。
例: 「それどうなってますか?開けてみてください」

リピート
同じ仕掛けを繰り返し行います。
例: 「指を鳴らすと(パチンッ!)(※ここで観客の驚きがあってから仕込み直す)もう一度鳴らすと(パチンッ!ここでも驚き)」

フェイント
失敗したと見せかけて別のところから驚きを起こす
例: 「あなたが選んだのは○○です(※失敗の雰囲気)。違いますか…、ちょっとうまくいきませんでしたね…。じゃあ、これをこうやって指を鳴らすと(パチンッ!)もう一度めくってください(※観客の驚き)」

決め台詞(驚かした後)
観客を驚かせたあとに言います。
例: 「(※Mr.マリックさんの場合)ハンドパワーです」

お礼
マジックを一通りやり終えた後のあいさつ。
※必要であれば言います。
例: 「どうもありがとうございました~」

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