恋愛ストーリーの作り方

小説、漫画、詞を作るのに恋愛描写を入れたいと思う方向けに、色々な展開をまとめてみました。


主要なキャラクターのタイプ



主人公
説明不要。

仲間・知人
主人公と仲良くする相手。

家族
主人公の血縁関係がある仲間的な存在。もしくは邪魔をする敵な存在。
同居もしくは別のところで暮らしている。

恋の相手
主人公が恋をする相手。もしくは主人公に恋をする相手。

恋の相手の仲間・知人
恋の相手の仲間や知人。

恋敵
恋の相手と仲が良い。もしくは付き合っている相手(結婚している相手)。
主人公にとっては邪魔な存在。
(主人公より何かしら優れている。
優れているものとしてはルックス、人柄、資産、経歴など。)


主人公や恋の相手、キーパーソンの邪魔をする存在。

キーパーソン
主人公や恋の相手とは別にストーリーの中で重要となるキャラクター。
※主人公が教師の学園ドラマで例えれば、受け持つ生徒たちの中で特定の一人の生徒のストーリー。
キーパーソンに付随したキャラクターも作る。例えば、キーパーソンとなる生徒の親や家庭教師。

入れ替え
新しい展開(新章)に入ったら、主要なキャラクターを除いて周囲のキャラクターを大幅に入れ替える。
※主人公が教師の学園ドラマで例えれば、受け持ちの生徒全員を取り上げたあとはマンネリ化するので、新学年として新しい生徒を入れる。
※NHKの朝ドラで例えたら、ドラマ自体が6カ月間も放送されるので人間関係がマンネリ化する。
そこで定期的に主人公の住む場所や出入りする場所を変え、新しい登場人物が5人~10人は登場させています。
その中から(1週間かけて)キーパーソンが抱えている問題を主人公が解決する、という流れになっています。

男性・女性のタイプ



俺様系・女王様系
命令口調、毒舌、支配欲が強い
対照として地味なキャラクターを登場させて巻き込まれさせる(※巻き込まれながらも、どことなく人柄の良さに触れる)、もしくは強気なキャラクターを登場させて争わさせる(※争いながらも共闘や義理人情を感じさせる)。

王子様系・お姫様系<
金持ち、高等な家系、世間知らず
対照として貧乏なキャラクターを登場させてカルチャーギャップを起こさせる(※お互いの生活の違いに心揺さぶられる)。

不良系
ケンカ好き、バイク好き、命令口調
対照として真面目なキャラクターを登場させて改心させる(※不良から少しずつ善良へ変化)、もしくは不良を恐がらない(※周囲の心配をよそに仲良くする)。

ひょうきん系
明るい、積極的、行動的
対照として地味なキャラクターを登場させて、心の中で敬遠させる(※とまどいつつも、どことなく惹かれていく)。

クール系
そっけない態度
対照として積極的なキャラクターを登場させて、気に掛けさせる(※とまどいつつも、どことなく惹かれていく)。

内気系
オロオロしている
※クール系は内心もクール。内気系は内心は明るいが異性(好きな人)の前では戸惑う。
対照として積極的なキャラクターを登場させて、積極性から敬遠させる(※戸惑いつつも、どことなく惹かれていく)。

病人系
重病、消極的、投げやり、疑心暗鬼
対照として真面目なキャラクターを登場させて、献身的なふるまいから嫌われさせる(※良かれと思っていることが裏目に出るが、どことなく惹かれていく)。

関係の種類


主人公(男性・男子)とヒロイン(女性・女子)の関係。

以降の表記の意味。
主・男: 主人公が男性の場合
主・女: 主人公が女性の場合
※主人公が二人(※男&女、男&男、女&女)の場合もあります。

男性同士のBL(ボーイズラブ)や、女性同士のGL(ガールズラブ)の場合はうまく置き換えて、これからご覧いただく記事を読んでください。

主・男 ≫ 女
主人公がヒロインに対して好意を寄せている。
主人公の好意にはヒロインは気づいていない。
もしくは気づいているが、何かしらの理由で距離を置いている。
人の気持ちに早く気づけよ!と、もどかしい気持ちになる。
同様に、「主・女 ≫ 男」

主・男 ≫ 女 ≫ 男
主人公はヒロインに対して好意を寄せているが、そのヒロインは別の人に好意を寄せている。
もしくはヒロインが何かしらの理由で別の人と関係を築かされている。
あの人さえいなければ!と、もどかしい気持ちになる。
同様に、「主・女 ≫ 男 ≫ 女」

女 ≫ 主・男 ≫ 女
主人公はヒロインに対して好意を寄せているが、ヒロインは気づいていないうえ、主人公に好意を寄せる人がいる。
もしくは好意を寄せられていることに気づいているが、何かしらの理由で距離を置いている。
好意を寄せてくれている人のほうでいいんじゃない?と、ゆさぶりがある。
同様に、「男 ≫ 主・女 ≫ 男」

女 ≫ 主・男 ≫ 女 ≫ 男
主人公はヒロインに対して好意を寄せているが、そのヒロインは別の人に好意を寄せているうえ、主人公に好意を寄せる人がいる。
もしくはヒロインが何かしらの理由で別の人と関係を築かされている。
他の人に好意を寄せている人より、好意を寄せてくれている人のほうでいいんじゃない?と、ゆさぶりがある。
同様に、「 男 ≫ 主・女 ≫ 男 ≫ 女」

女 = 主・男 ≫ 女
「主人公=女」の意味は、恋人もしくは夫婦の関係で、ヒロインに好意を寄せている。
もしくは主人公が何かしらの理由で別の人と関係を築かされている。
関係性さえなければ追えるのに!と、もどかしさがある。
同様に、「男 = 主・女 ≫ 女」

女 ≫ 主・男 = 女
「主人公=女」の意味は、恋人もしくは夫婦の関係で、主人公に好意を寄せる人がいる。
場合によっては「女(複数人) ≫ 主・男 = 女」。
モテモテ!と、うらやましさがある。
同様に、「男 ≫ 主・女 = 男」

女 ≫≪ 主・男 = 女 ≫≪ 男
「主人公=ヒロイン」の意味は恋人もしくは夫婦の関係ですが、それぞれに別の異性(好きな人)との関係がある。
もしくは主人公とヒロインそれぞれが何かしらの理由で別の人と関係を築かされている。
ドロッドロ。
同様に、「男 ≫≪ 主・女 = 男 ≫≪ 女」

主・男 ≫≪ 女
主人公とヒロインがお互い相手に対して好意を持っているが、何かしらの理由で距離が開いている。
もどかしい。
同様に、「主・女 ≫≪ 男」

異性への思い方



異性(場合によっては同性)のことを思う。


異性(場合によっては同性)と付き合っている(結婚している)時に、相手のことを思う。

失恋
告白してフラれる、もしくは相手に好きな人がいることを知ってしまう。

未練
一度別れている(あきらめている)けど、まだ相手のことが好き。

強制的
相手もしくは第三者から理不尽な関係(※擬似的、もしくは強制的に恋愛・夫婦)を作られる。

悲恋
努力しても相手と関係を築けない(深められない)まま時が過ぎる。もしくは相手と離別・死別するなど悲しい結末の恋。

忍ぶ恋
誰かから・世の中から隠れて恋・愛をする。

横恋慕
意中の人・恋人もしくは結婚相手がいる人に恋をする。

浮気(弱)
付き合っている人とは違う別の人が気に掛かる(※あくまで一方的な好意)。

浮気(強)
付き合っている人とは違う別の人と仲良くなる。
気持ちだけ、もしくは抱擁やキス、大人の関係、子供を授かるなど、肉体面で発展する。

破滅
相手に思いが伝わらず自身か相手に対してなんらかの悪影響なことを起こす(起こそうと思う)。

ストーリーのタイプ



二人
二人の恋愛を主軸としたストーリー。

群像
男女グループ内における恋愛模様。

ハーレム
男性だらけの中に女性。逆に、女性だらけの中に男性というような状況。

天秤
二人の人物のどちらかを選ばないといけない。

三角関係・4角関係
A男はB女が好き。B女はC男が好き。(C男はD女が好き。)※関係構造は多数あり。

二股・不倫・W不倫
恋人、もしくは結婚している相手がいるのにもかかわらず別の人を好きになる。

仕事 or 結婚
仕事と結婚のどちらかで悩む。

シングル
シングルファザー・シングルマザーで、子供か恋愛(結婚)のどちらかで悩む。

病気・障害
自分か好きな相手のどちらかが病気・障害を抱えていて、それが原因で一緒にいるかどうか悩む。


ストーカー
異常な人物に好かれる。

おすすめ


情報
恋愛についての記事。

ドラマ
ドラマに関するリンク集。
ドラマ動画 - 民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」 / NHK / TBSテレビ / テレビ朝日 / フジテレビ / 日本テレビ

BGM
ここぞっていうときに流れてくると、ぐっとくる曲。

起承転結



  • 出会い(普通に出会う)
  • 運命的な出会い(個性的な出来事とともに出会う)
  • (突然の別れ ≫)運命的な再会(何かしらの理由で会えなくなった思いを寄せている人と再会)
  • 最悪な出会い(相手の事を嫌うような出会い)


  • 主人公と相手との距離が少しずつ縮まる


  • 別れの予感


  • 二人が結ばれる(二人が仲良くなる)
  • それぞれの道を歩む(それぞれの生き方を尊重して自立する)
  • 死に分かれる(好きだけど永遠の別れ)


二人の距離感


  • 他人(出会う前)
  • 顔見知り(話したことはないが知っている)
  • 知人(話したことがある程度)
  • 友達(仲が良い)
  • 幼馴染(小さいころから仲が良い)
  • 友達以上恋人未満(微妙な間柄)
  • 恋人(付き合っている)
  • 両親に挨拶(紹介内容による)
  • 結婚前提のお付き合い(付き合い内容による)
  • 通い婚・週末婚(時々相手の家で同居)
  • 内縁(結婚していないが同居)
  • 許嫁(結婚の約束※親による影響)
  • 婚約・結納(結婚の約束)
  • 結婚(行政上 関係を認められる)
  • ギクシャク(気まずい)
  • 別れ話(関係の終わりを示唆する)
  • 別居(夫婦で別々に暮らす)
  • 離婚(結婚を解消する)

二人のきっかけ


良い
  • 他人が二人の仲に気付く・指摘する
  • 相手を意識して戸惑う
  • 相手の事を考える
  • 他人に相談する
  • 無意識・ハプニング的な発言・身体接触
  • 意図的な身体接触
  • 告白
  • 肉体関係
  • 妊娠

悪い
  • 相手に嫌悪感を持つ
  • 他人に相談
  • 相手に相談・口喧嘩
  • 身体接触を拒む
  • 別れの宣告
  • 別居
  • 他の人と仲良くなる・肉体関係
  • 他の人の子を妊娠
  • 流産・中絶

ストーリーの盛り上げ方


もどかしさ
難題が解決できそうか分からない。
難題を解決しようとするが、解決できそうにもない展開を起こす。
または、その時のもどかしい思いを表現する。
(結果的には解決できる。)

はかなさ
難題が絶対に解決できそうにもない。
難題に対して絶対に無理な解決法しかない。もしくは常識的に解決法が存在しない難題が起き、それでも努力して解決しようとする展開を起こす。
または、その時のはかない思い(無力感)を表現する。
(結果的には解決できない。)

対照化
良いことと悪いことを比較する。
良かった出来事と悪かった出来事、良い状態と悪い状態、本音と嘘などを比較する。
良いことを強調するのなら、悪いことを提示してから良いことを提示する。
逆に、悪いことを強調するのなら、良いことを提示してから悪いことを提示する。

シーソー化
良いことと悪いことを比較して展開をドラマチックにする。
良かった出来事と悪かった出来事、良い状態と悪い状態、本音と嘘などを前後して起こす。
良い展開(結末)にするのなら、悪いことを起こしてから良いことを起こす。
逆に、悪い展開(結末)にするのなら、良いことを起こしてから悪いことを起こす。

すれ違い
好きな人には好きな人がいる。

口ゲンカ&惹かれ合う
口ゲンカをするが、次第にお互い惹かれ合う。

アメ・ムチ
主人公に悪い扱いをするキャラと、やさしく接するキャラを登場させる。
主人公が悪い扱いをされることで読者がストレスを溜めます。
その後、ストレスを開放してくれるやさしいキャラを登場させます。

他人の円満
脇役キャラの恋愛はうまくいっているようにします。
※主人公たちの恋愛のもどかしさをメインとしているので、他人の恋愛をうらやましくさせることで比較化します。

同一化
脇役キャラの恋愛状況と主人公・ヒロインの恋愛状況を同じにします。
一方のカップルが良くなればもう一方も良くなり、一方が悪ければもう一方も悪くします。
※恋愛以外でも何か状況を同じにしてもいいでしょう。

引き裂き
男女を相思相愛にして他人が原因、もしくは病気で二人の仲を引き裂きます。
仲良くなったところで、二人の仲を引き裂くようなことをします。


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難題


性格(内)
内気(内向的)だったり天然(鈍感)だったりして自分の思いを伝えられない(伝わらない)。
もしくは相手の気持ちに気づかない。

性格(外)
二人の性格が合わない。
相手にキツイことを言って怒らせてしまうなど、口げんかや冷たい態度が多い。

人間性
癖のある人物過ぎて好きになれない。

元サヤ
別れたり、会えなくなった相手が現れ、気持ちが揺れる。
※好きな人、元カレ、元カノ、元夫、元妻。

恋敵
好きになった相手をさらに別の存在が好きになっている(相手が邪魔をしてくる)。

家族
二人の関係を壊そうとしたり、政略結婚・お見合い結婚(※親が勝手に結婚相手を決めている)をさせようとする(させられる)。
また、教育方針から厳しい態度をとり、自由にさせてくれない。


ライバルや組織など悪影響な存在が二人の仲を引き裂く。

敵対関係
好きになった相手が敵対するグループに所属しているため、悩んだり周囲が邪魔をする。

身分
好きになった相手と自分の身分が違うため距離を置こうとする。もしくは距離を縮められない(別れようとする)。

病気・障害
好きになった相手、もしくは自分が病気・障害のため距離を置こうとする(別れようとする)。

血縁関係
好きになった相手と血のつながりがあるため距離を置こうとする(別れようとする)。

同性
好きになった相手が外見上は同性だが中身が異性なのに気付かない。もしくは外見上は異性だが中身が同性なため距離を置こうとする(別れようとする)。
※同性を好きになる設定の場合は、それ相応に調整してください。

記憶の喪失
現在の記憶を維持できないので、相手の事を好きでい続けられない。

非人間
好きになった相手、もしくは自分が人間以外(※例: アンドロイド)であるため距離を置こうとする(別れようとする)。

別時間軸
別の時間(過去・未来)から来ているので、元の時間に戻らなくてはならない(※時間が強制的に戻される)。

別世界
別の世界(異次元)から来ているので、元の世界に戻らなくてはならない(※元の世界に強制的に戻される)。

スケジュール
時間や距離などを相手と合わせることができなくて会えない。

目標・指名
やらなければならないことがあり、距離を置こうとする(別れようとする)。

難題の乗り越え方


接近
二人の体・顔が接近する。

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人柄の良さを知る
相手の思わぬ良い一面を知る。

啖呵
難題を抱えている相手に対し、合理的な言葉を(強い口調で)投げかけることで諭す(改心させる)。

救助
相手を難題から助ける。

自己犠牲
自分に悪影響があるのを承知で相手のため、もしくは二人のため(みんなのため)になることを行う。

ラスト


笑い・泣き
難題が解決されて笑う。もしくはうれしくて泣く、安堵感で泣く。

結ばれる
二人の関係が友達・恋人・夫婦になる。
また、握手・抱擁・キスなどや、子供を授かる(つわり、胎動、赤ちゃん・子供の描写)など肉体面で発展する。

遠距離
お互いが相手の事を好きだけど、何かしらの理由で(生き方・将来を尊重し合って)生活する場所に距離を開く。

別れる
二人は別々の道を歩む。もしくは一方・両方が死ぬ(※死んだのか生きているのか分からないあいまいな描写にして、判断を人それぞれに任せる方法もあります)。

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