漫画家になる方法

自分の描いたキャラクターや世界で読者を楽しませる職業、漫画家。
どのようにして漫画家を目指したらいいのか、まとめてみました。

家でできること


漫画を作る
とにかく、ひたすら、がむしゃらに漫画を作りましょう。
基本は、キャラクターを描く、背景や線を描く、ストーリーを作るなどをします。
ただし、これ重要です。間違ったやり方を繰り返していては絶対に上達しないので、「ちゃんとした作り方」を最初に覚えてから、とにかくひたすら作るようにします。

世の中には料理が下手な主婦がいます。
料理が下手な主婦って、たぶんこうすればできるだろう的な作り方をしています。
結局、やり方を間違えていることに気付かず、同じ事を繰り返し続けて料理が上達しない状態になっています。
一方、プロの人は最初っから本場に行って修行をするんですね。
まずは、基礎知識。それから数をこなしながら技術を身に付ける。

漫画の作り方を覚えるには、作り方を紹介している本やインターネット上のサイトを見たり、作り方に詳しい知り合いを作るとよいでしょう。
例えば、正面から顔を描いたら目は耳と同じ高さにあります。目に人差し指を当てて、そのまま指を横に動かすと耳の穴にたどり着きます。
このような位置関係や物事(体や物)の規則性を覚えると描くときに役立つので、必要な知識を身に付け、それから何かに取り憑かれたぐらい漫画を作りましょう。

著作権について勉強をする
世の中の創作物には「著作権」というものがあります。
ほかの漫画や雑誌などからデザインをトレースする(写す・マネる)と問題になります。また、ストーリーをマネるのも問題になります。
でも、すでに公開された作品をマネないよう、漫画を作るのは難しいって思うかもしれません。
そこでなんですよ。どこまでがOKでどこまでがNGなのか、線引きを勉強しなければならないんですね。
ここ最近、プロの漫画家が別の作品や写真をトレースしていた事が発覚して、漫画が打ち切りになるような事態が起こっているんですね。プロですよ、プロ。プロの人がトレースしているんですよ
だから、ちょっと著作権について自信ないよ、って思う人は、著作権とはなんぞや?とインターネット上で探すことをおすすめしているわけなんですね。

雑誌やサイトに絵を投稿する
イラストを投稿できる雑誌やインターネット上にサイトがあります。
また、インターネット上では漫画をブログに掲載したり、サイトに投稿できたりします。
練習になるうえ、他人の意見をもらえます。

絵の練習をする
いろんな人物や物、線を描いて練習しましょう。
通販カタログの本がコンビニや本屋に無料で置いてあるので、それを見ながら練習するとよいでしょう。
ただし雑誌内のポーズやデザインなどをトレースして漫画にすると盗用になるので絶対にしないでください。

外でできること


背景の撮影をする
デジタルカメラを使って、背景に使える風景や建物を撮影をします。
撮影したものを見ながら描いたり、トレースする練習をします。

最近のアニメやゲームで、実際の建物などを登場させて、その登場した場所をファンが訪れる「聖地巡礼」と言われることが起こっています。
漫画の見せ場(※盛り上がるシーン)や重要な場所として登場させるとよいでしょう。

注意としては、人物の場合は肖像権、建物などにも権利があるので、描く練習ではなく漫画に登場させる前提の撮影なら関係者の許可を取るようにしてください。
漫画を公開してから、それに気付いた本人が「勝手に載せんじゃないよっ!!ぷぷんがぷんっ!!」と怒られるかもしれません。
自主回収だけは避けたいので、ちゃんと許可を取ってください。
※特に年齢制限があるような漫画に勝手に登場させると問題が起こる可能性が高いです。

グループを作る
インターネットで、漫画を作る人たちでグループを作って、どこかに集まって勉強会をします。
みんなで分からない事を教えあったりできます。
一人で漫画を作るよりかは、はるかに効率がいいです。

ちなみに、女性漫画家がグループを組んで「CLAMP」と言う名でプロ活動されています。
ストーリー担当、作画担当など、それぞれの得意分野を生かして活動できるというわけです。
ただし売れないうちは給料を分けないとならないので、経済的に苦しいかもしれません。

グループを作るときの注意としては、女子は男子に気を付けてください。
性別や年齢を偽って近づいてくるオオカミな人がいます。
特にインターネットなど、顔の見えない方法で知り合うときは注意が必要です。

専門の学校に通う
漫画を学べる専門学校か美術大学に通いましょう。
もちろん学費がかかりますが、プロの講師から教えてもらえます。
縦(講師)や横(友達)のつながりが作れ、漫画家以外の就職先も探しやすくなります。

行ったほうがいいのかどうかは難しいところです。
アニメーターとか他分野も視野に入れているのなら、機材とかが充実しているので行った方がいいかもしれません。
ただし漫画だけとなると、結果論になります。
結果が出れば、行って良かった。結果が出なければ、行かないほうが良かった。

本人がどれだけやる気があるかです。
授業料を回収できるだけの本気度があるのか?ただ単に学生ライフを味わいたいのならやめておいたほうが無難ですね。
まずは自分の心の中で自問自答でもしてみてはいかがでしょうか?

コミックマーケットに参加する
実践レベルです。
お金を使って漫画を作り、売りに出します。
まずは漫画を描くグループに加入して、同人誌やオリジナル作品を作るところから始めましょう。

物を一から作り、それが売れたときの喜び。
売れないときのかなしさを味わいながら、現実と現時点の実力を痛感できます。

漫画家のアシスタントになる
レベルの高い絵が描けるのなら、プロ漫画家のアシスタントに応募します。
雑誌に漫画家ごとの募集が載っているので、応募します。
プロの漫画家に直接アドバイスがもらえるメリットがありますが、多忙になると自分の漫画を作る時間が少なくなるといったデメリットがあります。

アシスタントになるレベルは、もはやプロの領域に足を突っ込んだ状態ですね。
このレベルだと画力はあるので、あとはアイデア次第で人気漫画家に。

何かを買ってできること


「漫画を描く道具」で練習をする
漫画を描く道具を買って、道具の使い方を練習したり、自分が使いやすいものを見つけましょう。
最近では漫画を描けるパソコンソフトもあります。

「本」で勉強をする
体や服の描き方、物の質感、線やコマ割り、魅力のあるストーリーやキャラクターの作り方などが載っている本を買って勉強をしましょう。
本は当たり外れがあるので、できれば本屋で中身を確認してから買うと良いでしょう…と言いたいところですが、意外と本がビニールでつつまれていたりして中身が確認できなかったりします。

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採用される場所


雑誌に応募する
漫画雑誌やインターネット上で募集しているので応募します。
雑誌はページのどこかに、インターネットは出版社のホームページに載っています。
また、作った漫画を直接 出版社に持ち込みます。
ちなみに、出版社の探し方は「Wikipedia」で雑誌名を検索して、次に画面右側の「出版社」と書かれているところを探して事務所名をクリックすると情報が出てきます。
もしくは上記の方法を応用して、漫画名か漫画家名から出版社を割り出す方法もあります。

採用されるには?


ストーリー・キャラクターの良さ
個性があり、読者をグイグイ引きつけるストーリーやキャラクターを作ることです。
絵は個性があれば、うまい必要はありません。もちろん下手すぎはダメです。
つまり、ストーリーやキャラクターに魅力があれば、漫画は人気が出ます。

コツ


週刊誌より月刊誌を狙う
連載し始めは誰しもやる気がありますが、漫画に人気が出ると休みが取れなくなってかなりしんどい思いをします。
ペンの使いすぎで手首が痛くなったり同じ姿勢のせいで腰痛になったり風邪を引いても休めなかったり、しかたなく「作者取材のため休載します」で休むしかありません。
そこで「週刊(※一週間に一回発売の雑誌)」より「月刊(※月に一回発売の雑誌)」のほうが負担が少なくなります。

ストーリー漫画より読み切り漫画を狙う
「ストーリー漫画」は何話にもまたがって連続した物語を作る必要があるため、事前にストーリーや登場させるキャラクターを考えるのに時間がかかります。
特に一つの展開が終わって新章(新しい展開)に入る前は負担が大きくなります。
一方、「読み切り」は一話完結なのでストーリーは起承転結にし、お決まりのキャラクターを登場させれば作れるので楽になります。

たくさんのコマ割りより4コマ漫画を狙う
「たくさんのコマ割り」の場合、キャラクターや背景を描く面積が広いので描くのが大変です。
特に「見開き(※2ページにまたがった絵)」を描くとなるとかなりの負担があります。
一方、「4コマ漫画」は4分割にした枠の中に描くだけなので、比較的 描く範囲が限られています。。

何十話先まで作っておく
登場させるキャラクターやストーリーを何十話先の分まで、漫画を始める前に考えておきます。
例えば、キャラクターをかぶらせないよう、まじめキャラやヤンキーキャラを最初に登場させておいて、何十話先に登場させる予定の知的キャラと裏切りキャラなどを作っておきます。
ある程度事前に内容を考えておく事で、時間に追い詰められるのを減らす事ができます。

ネット発表
インターネット上で漫画を発表したほうが良いときがあります。
出版社に漫画を持ち込んだ場合は担当者だけの判断によって採用不採用が決まりますが、インターネット上で漫画を発表した場合はたくさんの読者の判断で面白いか面白くないかが決まります。
もしネット上で好評であれば、出版社に断られた漫画でも書籍化の依頼が入る可能性があります。

インターネットでの活動


  • サイト(ブログなど)で漫画を公開する。
    キャラクターや世界観の説明(文章や絵)を合わせて公開すると良い。
    (※広告を表示して収入を得ることができます。)

注意としては、著作権のある漫画を使う(二次創作する)と利用規約や法律に違反する恐れがあるので、オリジナルの漫画を公開してください。
コツとしては、コマ割りが多い漫画だと絵が小さくなるので、コマ割りが少ない漫画にしてほうが良いです。

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