ケータイ大喜利の攻略法

土曜深夜放送、NHK『着信御礼!ケータイ大喜利』に、答え(ネタ)を投稿してもなかなか採用されませんって方向けの記事。
投稿した答えがなかなか採用されずに、もどかしい思いで番組を見ている人のために『ケータイ大喜利』の攻略法を伝授します。

ニックネームは注意して作ろう!


番組のケータイサイトに答えを投稿するためにはニックネーム(※公開用の名前)が必要になります。
ニックネームは継続して使うので個性あふれる愛着のあるものにしたいところです。
ただしニックネームを作るときには、注意しておきたいことがあります。

他の投稿者とかぶらせない
自分のニックネームが他の投稿者とまったく同じ、もしくは似ているとまぎらわしいです。
ニックネームを考えたら、まずはかぶっていないか公式ホームページで調べておきましょう。
調べ方は、検索サイト「Google」の検索ボックスに「site:http://www.nhk.or.jp/o-giri/ ●」と入力して検索してください。
(※●には考えたニックネーム(※ネームの一部分、もしくはすべて)を入れてください。)
もし検索結果ページに何も表示されないのであれば、誰も使っていないということです。
一方、使われていれば表示されるので別のニックネームを考えましょう。
試しに、すでに採用された人の名前で検索すると表示されると思います。
ただし最近になって初めて採用された人の名前は、Googleがページを読み込んでおらず検索結果に表示されないことがあります。

ニックネームを変更しない
以下は「ケータイ大喜利」のホームページに書かれている注意文です。

番組で作品が紹介されたことのない方=「ルーキー」は参加登録の際、前回と違うニックネーム、都道府県などにしても構いません。
(ただし、メジャーに昇格された方のニックネーム変更は受け付けておりませんので、ご注意ください。)


あとになってニックネームを変えようと思っても変えられないので、事前にしっかりと考えおきましょう。

NGワードは含めない
この後に書いているNGワードは含めないようにしましょう

NGワードを入れてはダメ!


面白い答えが浮かんだら、すぐ投稿!と思うその前に注意が必要です。
ケータイ大喜利ではどんな文章でも採用されるという訳ではありません。
せっかく面白い回答を考えても“ある言葉”を文章に入れると、採用してもらえなくなります。

NHKさんは公共放送なので宣伝になるようなキーワードはNGワードになってしまい放送禁止になります。

「ケータイ大喜利」も例外でないとしたら、答えを作る時には以下のキーワードは使わないようにしましょう。

  • 会社名
  • 商品名やブランド名、サービス名
  • 歌詞(※書籍化の妨げになる)

また、放送上 問題のあるキーワードは入れないようにしましょう。

  • やらしい(※かなりソフトなものはOK)
  • 下品
  • グロい
  • 中傷
  • 不謹慎

基準があるとしたら「宣伝にならない」「著作権に触れない」「子供にも安心して読ませられる」だと思います。

採用されるには運か実力か?


番組ケータイサイトには全国から数十万本もの答えが投稿されているらしいです。
投稿数からいってすべての答えに目を通せるとは到底思えないので、答えを見つけてもらえる「運」が必要です。

投稿者はじっくり考えてから答えを投稿すると思うので、お題が出されてから時間が経過していくうちに答えの投稿数が急激に増えていくと思われます。
つまり、できるだけ早めに投稿する方が自分の投稿した答えを見つけてもらえる可能性が高くなると言えるでしょう。

攻略法 - 答えの作り方


答えを見つけてもらう「運」より先は、面白いと思わせる「実力」が必要です。
採用される答えの作り方を覚えておきましょう。

では、「ケータイ大喜利」の「第105回放送(平成23年3月5日)のお題」を例に挙げ、攻略法を紹介します。
お題は以下です。

メルヘンニュース。アナウンサーが読んだニュースとは?


まず、お題に「メルヘンニュース」と書かれているので「メルヘンっぽさ」が必要になります。
次に、「アナウンサーが読んだニュースとは?」と書かれているので「アナウンサーが読むニュースっぽさ」が必要になります。
つまり、この二つの条件をみたす答えを作るとすれば、「メルヘンでありつつ、ニュースっぽさを感じる答え」となります。
このように大喜利の答えを作る時は、お題の中からキーワードを取り出し、答えを導き出す作業から始めます。

この回で、審査委員長の板尾創路さんが最優秀作品賞に選んだのは静岡県の「パリじゃなくて伊豆」さんが投稿した答え。

ドングリのようなもので殴りかかってきたとのことです


解説すると、「ドングリ」という「メルヘン感が漂うキーワード」と、「○○のようなもので殴りかかってきたとのことです」という「ニュースキャスター風の言い方」の二つで答えが作られていることが分かります。
二つを掛け合わせることにより、見事「メルヘンでありつつ、ニュースっぽさを感じる答え」になっています。

私はこの答えの作り方を「掛け合わせ」と呼んでいますが、この「掛け合わせ」で答えを作れるお題は「面白くなる」と思っています。
他に投稿された答えは以下です。

かぼちゃの馬車を先頭に35キロの渋滞です

ウサギのウーチャンに初の実刑判決です


以下のリンク先のお題でも、ほとんどの投稿者が「掛け合わせ」を使っています。

お題の中に「メルヘン」「ニュース」というように、「違うカテゴリのキーワードが二つ含まれているお題」の時に、この「掛け合わせ」を使うことができます。
もし「違うカテゴリのキーワードが二つ含まれているお題が出されたら、特に面白くなる」ので、そのお題が出された時が絶好のチャンスです。

余談として。
「ドングリのような~」の元ネタだと思われるのは以下の文章です。

鈍器のようなもので殴りかかってきたとのことです


実際、作った人に聞かないとわかりませんが、「鈍器」を「どんぐり」という風に言葉をモジっているんだと思います。

一方、先ほど「違うカテゴリのキーワードが二つ含まれているお題」と書きましたが、お題によってはできない時もあります。
「掛け合わせにできないお題」は以下です。

卒業式。「第2ボタンあげたくない」その理由とは?


ゲスト賞に選ばれた千葉県の「木綿豆腐」さんが投稿した答え。

トングで取ろうとする


お題を見ると「卒業式」「第2ボタンあげたくない」といったように、キーワードのカテゴリがすべて「卒業式」に絡んでいるのが分かります。
先ほどの「メルヘン」と「ニュース」のように「違うカテゴリのキーワードが二つ含まれていない」ので掛け合わせができなくなっています。

もし同じカテゴリのキーワードの場合は、キーワードに関連した言葉から連想ゲーム的な要領で他のカテゴリの似た表現を見つけ出してください。
例えば、お題「卒業式。「第2ボタンあげたくない」その理由とは?」の場合。
誰かが第2ボタンをもらおうとしているわけだから、「もらい方」「とり方」「もらおうとする人」の「あるある」を思い出します。
ちなみに、「あるある」というのは「有名なセリフ(※有名人や何かの作品のセリフ)」「動き(※やってしまいがちな事」など、「日常におけるちょっとした意外性のある事や、特徴のある事」です。
ゲスト賞に選ばれた「トングで取ろうとする」という答えも、「パンをとる時に使う道具」という「とり方」で答えを作っていることが分かります。
やはり採用される人はコツをつかんでいるんですよね。

以上のようにお題に同じカテゴリのキーワードを含むか、違うカテゴリのキーワードを含むかによって答えの作り方が大きく違ってきます。
お題のキーワードは大体 以下のような構造になります。
  • AなBとは?(AなB」は○○とは?)
  • Bなのは?(B」な○○とは?)※○○は「理由とは?」といったフリの文。
    ※「な」が、「で」や「が」になっている場合もあります。

AとBの二つのキーワードで構成されている場合と、Bだけの一つのキーワードから構成されている場合があります。
もし複数のキーワードが入っていたらその中から特に重要なキーワードに注目してください。
このAとBのキーワードのカテゴリが同じか違うかで「掛け合わせ」を使えるかどうかを判断することになります。
※かなり変則的な文章のお題もあり、上記に当てはまらない場合があります。。

ここまでのまとめ。
  • キーワードから「あるある」を思い出す。
  • 含まれているキーワードのカテゴリが違う場合は「掛け合わせ」を使う。

攻略法 - 答えの仕上げ方


さて、これまでで「掛け合わせにできるお題」と「掛け合わせにできないお題」について書きました。
これでどんなお題でも対応できるようになっていると思いますが、さらに答えを作る力をレベルアップしていただくための知識。
これまで紹介した方法が「答えの作り方」なら、ここからは「答えの仕上げ方」の紹介です。

「仕上げ」に文章のニュアンスが、以下になるようにします。

問題なニュアンス
悪いことが起っている(起こりそう)な答えになるように仕上げます。
ただしブラックジョークにすると、NGワードを含んだり、NGなニュアンスになってしまうので注意が必要です。

お題: 「クリスマスに何てことを…」女性DJ 何と言った?
答え: 隣りにいる人は去年と同じ人かしら?


解説1: 「クリスマス」「何てことを…」「女性DJ」「 何と言った?」が、主なキーワード。
キーワードが多いのでまとめると、「クリスマス」「女性DJはどんな問題発言をした?」

解説2: お題に「クリスマス」と書かれているので、連想ゲーム的に「恋人(※デート)」を用意。
「何てことを…(※問題なことを連想させることを)」と書かれているので、「隣りにいる人は去年と同じ人~?」として、遠まわしに「恋人と別れた」と想像できる「問題なニュアンス」にしています。
また、「~かしら?」と「問いかけるような言葉」を付け加えることで、「女性DJ」風の言葉遣いにしています。

解説3: このお題は「掛け合わせにできないお題」です。
厳密には「掛け合わせにすることが難しいお題」で、「女性DJ」というキーワードに「あるある」がほとんど無いからです。
ちなみに、 お題に「何てことを…(※問題なことを連想させることを)」と書かれているので、必然的に答えが「問題なニュアンス」になります。

大げさなニュアンス
おおげさな表現になるように仕上げます。
例えば、「比喩表現」を使うといいです。
その他、「おおげさな発言」「おおげさな行動」などがいいです。

お題: 「ははぁ~ この先生、電車好きだな」その理由とは?
答え: 足の早い生徒の事を「700系」って呼ぶ


解説1: 「先生」「電車好き」「その理由とは?」が、主なキーワード。
キーワードが多いのでまとめると、「先生」「電車好きな理由とは?」

解説2: お題に「先生」と書かれているので、連想ゲーム的に「生徒」を用意。
「足の早い生徒」の「早い」を、お題の「電車好き」に合わせるため「700系(※新幹線の種類)」で例えて(※「比喩表現」)、おおげさにしています。

解説3: 「先生」「電車」と書かれているので、「掛け合わせにできるお題」です。
「電車好き」というキーワードが特に重要なので、電車に関係した「あるある」をあまり知らない人には答えを作るのが難しいかもしれません。

部分置換
部分的に別の文章に置き換えて仕上げます。
例えば、「あるある」を使うといいです。

お題: 家では肩身がせまいパパたちが変身!「パパナンジャー」今週のタイトルとは?
答え: 「娘の叫び!パパの戦闘服とは一緒に洗わないで!」の巻


解説1: 「家では肩身がせまいパパ」「パパナンジャー(※戦隊ヒーローもの)」「今週のタイトルとは?」が、主なキーワード。

解説2: お題に「パパ」と書かれているので、連想ゲーム的に「娘」を用意。
「パパの服とは一緒に洗いたくない」という年頃の「娘」を持つ家庭の「あるある」を用意。
また、「パパナンジャー(※戦隊ヒーローもの)」と書かれているので「パパの服」を「戦闘服」に「置き換え(※部分置換)」ています。

解説3: 「家では肩身がせまいパパ」「パパナンジャー(※戦隊ヒーローもの)」と書かれているので、「掛け合わせにできるお題」です。
「家では肩身がせまいパパ」からうまく「あるある」を思い出せるかが鍵になったお題です。
ちなみに、 お題に「家では肩身がせまいパパ」と書かれているので、必然的に答えが「問題なニュアンス」になります。

以上のように仕上げると、答えが面白くなります。
この他にも仕上げ方があるので、「ケータイ大喜利」の(※おすすめ爆笑作品 のページに掲載されている答えから構造を分析し、仕上げ方を割り出して答えの仕上げ方をマスターすることをおすすめします。

採用された人の声



お役立ちページ



最後に


特に面白い答えを作るにはどうすればいいのか?
それには「確かに○○だなぁ~」と答えを読む人に思わせる(感じさせる)ような答えを作る必要があります。
例えば、お題のフリの文に「面白くない理由とは?」と書かれていれば、答えを読んだ人に「確かにそれだと面白くないな~」と思わさせればいいのです。
その「確かに」の度合いが強ければ強いほど面白くなります。
ただしお題が漠然としすぎていると度合いを強めることができないので、読む人に「確かに」と思わせにくくなり面白さを出せません。
また、お題のキーワードにあるあるが少ないせいで答えが作りにくかったりします。
大喜利というのは「お題によって面白さが左右される」ので、お題を見た時に瞬時にお題に合わせた答えの作り方をする必要があります。
そこでお題に合わせて的確に面白い答えを作れるよう、「作り方」や「仕上げ方」が重要になってくるという訳です。

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