人格形成の要因と人間関係に及ぼす影響

前もっての注意。
わたしはそんなに心理学とか難しいことを知りません。
ですが、とりあえず人格を形成している要因と、それが人間関係に及ぼす影響を個人的な見解でまとめてみました。

※一部、造語を使っていたり、用語の使い方を間違っているかもしれません。

知識
過去に得た五感(視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚)からの情報や、経験・考えなどの記憶。
「知識」が少ない人ほど、人と話す時に意思の疎通がうまくいかなかったり、問題解決に手間取ります。

記憶力
過去に得た「知識」を思い出す能力。
「記憶力」が低いほど、誰かと合った時に名前が思い出せなかったり、物忘れが多くなり問題が発生します。

論理的思考力
問題の答えを導き出す能力。
先見性(先々を計算する)や客観性(自分の置かれている状況を把握する)にもつながります。
世の中には「天然ボケ」と言われる人がいます。
これは「論理的思考力」がうまく機能しないため、問題に対してまったく見当違いな答えを思いつき、そこで一般的な答えと合わない発言・行動を取るため、「意外性」から面白く思われてしまうことで起こります。

発想力
「知識」を応用し、目的に合わせて考え出す能力。
既成概念を組み合わせたり、固定観念を覆すことが得意な人ほど能力が備わっています。
ちなみに、高学歴な人は記憶力や論理的思考力が優れているのであって、必ずしも「発想力」が優れているとは言えません。

神経気質
怒り・不安・高揚・抑制などを作り出している機能。
物事が自分の価値観に合わないときに攻撃性が生まれ、自分の価値感を絶対なものにするため、攻撃性は人や物、考え方に向かい、排他的な行動をとる傾向があります。
また、問題に直面した場合、不安感を生み出し、神経質になり、不安になることによって問題への対応力を高めます。
ちなみに、「短気な人」というのは「神経気質」的に突発的な攻撃性が生まれやすいタイプの人です。
短気(攻撃機能が過剰に反応しすぎる)、潔癖症(防御機能が過剰に反応しすぎる)

注意力
状況把握や危機回避のために物事に意識を向ける能力。
五感の意識が優れ、物事に対する「論理的思考力」が高い人ほど「注意力」があります
この「注意力」を高めて、自分の思考に「意識集中」させることで、自分を客観視できます。
他人に対して気遣いができる人は、この「注意力」が優れています。

言語能力
言葉を思いつく能力。
また、使う言葉の種類や話し方なども含む。
世の中には話すのが速い人がいますが、それは言語能力が優れているからで、言葉を思いつくスピードが速いからです。
逆に、言葉を思いつくスピードが遅い人は、他人とコミュニケーションを取るときに、言葉が思いつかず困ることになります。
そこで「神経気質」的に、自律神経が不安定になりやすい人は、人とのコミュニケーションを遠ざけるようになります。

平均化価値観
五感などの感覚や考え方などのすべてにおいて平均的な価値観を作りだす能力。
その平均的な価値観によって物事に「優劣」を決め、「優れているもの」に対しては「好意」を感じるようになり、逆に「劣っているもの」に対しては「不快感」を感じるようになります。
その他、「敵 or 味方(※敵の場合、排他的な態度をとる)」「安全 or 危険(※危険な場合、緊張感が高まる)」「おいしい or まずい(※まずい場合、嫌悪感が生まれる)」などに平均的な価値観が生まれます。

損得勘定力
物事において、「得なこと」と「損なこと」を決める能力。
この「損得勘定力」は、「平均化価値観」によって損得が決められます。
例えば、他人より自分を優先するような「平均化価値観」を持った人の場合、自分が得をするよう自己中心的な発言や行動を取ることがあります。

没頭性
特定の興味のあることに対して意識し、執着する機能。
この機能は、人や物、考え方などに執着します。
人によって「没頭対象」と「没頭度」が違います。
「没頭対象」とは、何に対して興味を持つか、「没頭度」とは、興味のあることに対してどれだけの強さで執着するのかを表します。
例えば、「趣味」。
趣味というのは、特定の物事に対して「平均化価値観」が「好意」を持ち、執着することから生まれます。
その他、「頑固」。
頑固というのは、「没頭度」強い人が自分の考え方に対して執着していることを表します。
また、「没頭度」が強い人は、合理的な論拠や証拠で否定されたとしても自分の考えを信じ続けてしまう傾向にあります。
そこで、人から否定をされると「神経気質」的に攻撃性が生まれるので言い争いになります。

衝動性
特定のことに対して注意を向けたときに、意識過剰が起こる機能。
例えば、欲しい商品がある場合、衝動性が高まります。
この場合は、衝動性に対して抑圧的な考え(※お金がないので商品を買わないと思う)をすることによって「神経気質」上、自律神経が不安定になり、精神の安定化を図ろうとして余計に商品を買いたくなる心理が起こります。
それは、人間が「やってはいけない」ということを「やりたくなる」ことに通じ、やると「損得勘定」上、損をすると判断してるが、やってはいけないことをやることによって精神の安定化を図ろうとする衝動性が生まれることで起こります。

思考放出性
人格から生み出された思考を外部(発言・行動)に出す機能。
人格から生み出された思考をすぐに外部に出すタイプと、いったん客観的に判断(「損得勘定」)をしてから出すタイプの人がいます。
例えば、テレビのニュース番組で不適切な発言をした人が取り上げられていることがあります。
その人の人格によって考え出された言葉が「一般的な『平均的価値観』」に合わないことによって起こっています。
普通は自分で考えた言葉は瞬間的に頭の中で、一般的な「平均的価値観」に照らし合わせて「損得勘定」しますが、「思考放出性」が強い人は思いついたことをすぐに発言・行動してしまう傾向にあります。
余計な一言をつい言ってしまう人は、この「思考放出性」が強いタイプの人です。

癖(くせ)
習慣づいた特定の行動・発言。
特定の行動・発言に効率性を感じ、自然に身に付けることで無意識に近い状態で行うようになります。
人を不快にさせる癖があっても、無意識なので自分では気付かず行うことになります。

社会性人格
普段、私達は他人とコミュニケーションを取るときに「社会性」を意識しながら外部出力(発言・行動)を行っています。
つまり、普段は本当の人格をそのまま外部出力している訳ではなく、意識して人格をコントロールしており、基本的には「一般的な『平均化価値観』」を計算しながら、意識して別人格を装っています。
だから、一見すると温厚そうな人柄に見えても、それは本人次第でそのようにコントロールできるからで、実際は攻撃性の高い人柄だったという二面性がある訳です。
大体の人は他人とコミュニケーションを取るとき、別人格を装って他人と接触しています。
例えば、話し相手の発言にむかついたとしても我慢して平静を装います。
また、いい人に思われたいがために、嘘(建前)をつきます。
社会性を保つために別の人格を作り出すのが「社会性人格」なのです。
ただし「思考放出性」の強い人は「社会性」を意識せずに発言・行動するので、マイペース、独善的、利己的などと思われてしまいます。
あと酔っ払うと「思考放出性」が極端に強くなるので、気づいたら人に迷惑を掛けていた、ということにもなります。

「自分」とはなにか?
それは、この記事に書いてある機能・能力が頭の中で「癖(くせ)」を形成していることで、ある程度決まった思考(考え方)を作り出す、それが「自分」です。

例えば、だめんず(※ダメな男)ばかりにハマってしまう女性がこの世の中にはいます。
この人はダメな男と分かっていても、惹かれてしまうことで起きます。
なぜ、頭ではわかっていても惹かれてしまうのか?それはその女性の頭の中で人格を形成するうちの「平均化価値観」が特定の男性タイプに対して好意を持つようになっています。
頭の中でダメだと思考的に思っていても、感覚的にその人のどこかに好意が生まれてしまいます。
このように人格がもとになっていることで自分の思うようにはいかないことがあります。

そもそも人格はどうやってできるのかというと「遺伝的要因」と「環境的要因」に分けられます。
「遺伝的要因」は親からの遺伝です。
親(父親か母親)が持っている脳の機能が子に遺伝します。
例えば、親が他の人と話すときに緊張しやすいタイプで人付き合いが苦手な場合、子供も同じように緊張しやすく人付き合いが苦手になることがあります。
ただし、遺伝子の突然変異や隔世遺伝、「環境的要因」などがあるので必ずしも親と人格が似るとは限りません。
ちなみに、家族全員が芸能人をしている人を思い出してみてください。
例えば、父親が短気であれば息子も短気、親が天然であれば子も天然。
具体的な名前を挙げれば分かりやすいのですが、勝手に人の人格を鑑定してここに掲載するのも悪いで控えます。
とりあえず、政治家、スポーツ選手、タレントの誰でもいいので、親子で芸能人をしている人を比べてみてください。
その子供の性格と親の性格を照らし合わせてみると、類似点があると思います。

「環境的要因」は生まれてからある程度の人格が形成されるまで、環境によって人格形成に影響が出るということです。
例えば、紛争が絶えない国があります。
私達日本人からすれば考え方さえ変えれば良いだけなのにと思いますが、生まれた地域が特定の国や種族、宗教が嫌いという考え方があった場合、その環境下で育つと人格に結びつき、嫌いな相手を意識するだけで、「平均化価値観」から感覚的にイライラして攻撃的な心理になるというわけです。
日本人の視点からは思考(考え方)だけの問題で捉えてますが、紛争の絶えない国は人格自体が相手のことを嫌いという風に捉えているため、考え方を変えようとしてもすぐに変えられる問題ではないということです。
また、特定の相手に対して敵視するような一般的な「平均的価値観」があるので、周囲の人が特定の相手を嫌いとしていると同調してしまうというのも理由になります。
ちなみに、大阪って放置自転車が多いですよね。
大阪は少々のことは大目に見ようよ、という価値観があるので、多少自転車を置いておいても大目に見てよ、という感覚になります。
じゃあ、放置自転車はいけないよ、と大阪の人に言ってもそう簡単には減りませんよね。
これが環境的要因による人格形成です。

先ほどのだめんずにはまっていまう女性の話に戻りますが、思考は「意識して(客観的な)価値観から考えている場合」と、「人格が無意識的に考えたものを気付かないうちに思考に切り替えて考えている場合」の二種類あります。
その「人格が無意識的に反応してしまう」のは「癖」なので、同じ失敗を繰り返すことになります。

最後に。
もしあなたが社会で生きづらいと思うのであれば、それは人格の形成のされ方が社会性に合わせるのが苦手だということです。

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