AKB48板野友美の立ち位置

最近、ようやくAKB48さんのメンバー数人の顔と名前が一致するようになってきたのですが、そのAKB48さんが番組出演したときの板野友美さんの立ち(座り)位置が気になりますね。

AKB48さんと言えば、「人数がとにかく多い」という印象を持つ。
そして、それだけ人数が多いのであれば、個性を持ったメンバーがたくさんいるということがなによりAKB48さんの最大の武器であると言える。
そんなAKB48さんのメンバーの中でも板野さんといえば、ギャル系なルックスでほかのメンバーとは少し…、いや、かなり雰囲気が違う感じに見えるんですが、番組に出演したときの板野さんの立ち(座り)位置が妙に気になるんですよね。

以下は、2009~2010年に出演した番組の一部
・「笑っていいいとも!(テレフォンのゲスト)(09年)」
・「紅白歌合戦(09年)」
・「SMAP×SMAP新春ドリームスペシャル(2010年)」
CD「RIVER」がヒットして以降は、人気番組に出演する機会も増え、よく見かけるようになったのですが、なぜか番組司会者とAKB48さんがトークをするときに板野さんがカメラで映されやすい場所に立っていることが多いんですよ。
また、上記の番組を問わず、番組中の板野さんによくある立ち位置。
・前田敦子さんの斜め後ろ。
・番組司会者の近く。
・センターポジションの近く。
・高橋みなみさんがメインに話すときの近く(※斜め後ろ)。
といった感じで、頻繁にカメラで映される場所に立つことが多い。

まあ、正統派アイドルグループのAKB48さんの中でギャル系のルックスをしていれば、目立つ人を意識しすぎて見ているのかもしれませんが…。

一方、「歌うとき」や「何かの企画(握手会)での写真撮影」では、板野さんが端に立っていることが多い。
詳しく言えば、前列の端にいる。

つまり、よく映される場所にいるときと、逆にあまり目立たない端の場所にいるときと両極端なため、不自然きわまりなく思うときがある。

メンバーの立ち位置は、所属事務所のスタッフ(もしかしたら番組スタッフ)が考えているんだと思うんですけど、明らかに板野さんのことをカメラでよく映る位置に配置しようとする計算が見えます。
板野さんの「個性的なルックスを重要視」しているのでしょう。
板野さんのルックスとAKB48さんの平均的なルックスとのバランス上、1列目ではなく2列目に立ってもらいつつ、よく映される前田敦子さんの斜め後ろに立たせてます。
カメラは、番組を仕切る司会者か、AKB48の顔である前田さんをメインに撮ります。
そのときに前田さんの斜め後に板野さんが立っているので、正統派系の前田さんとギャル系の板野さんとのルックスにコントラストを効かせ、それぞれのルックスを強調することができる。

ちなみに、2列目だとしても、このセンターの斜め後ろというポジションがあなどれない。
というのも、前田さんの横に立つメンバーですら前田さんのことをアップで撮ると画面に入らなかったりするのですが、斜め後ろだと映るんですね。
つまり、センターポジションの前田さんと同じくらい画面に映る回数が多いということになる。
2009年の紅白歌合戦にAKB48さんが出場したとき。
国民的な人気を誇る番組で視聴者数がとんでもなく多いなか、AKB48さんが画面に映ったシーンがいくつかありました。
最初にAKB48全体を映し、カメラがスクロールして一人ずつ映したシーン。
まずは全員を自己紹介代わりに映したと言える。
紅白歌合戦は生放送なので時間制限が厳しいため、カメラアングルは限定的になるので画面内に収まるメンバーは限られていた。
そのため歌う前に司会者とAKB48さんとのトークをしているときには、メンバーが前田さんを含めて3人だけしか映っていなかった。
当然3人だけが画面に映っている時間がほかのメンバーよりも長かった訳です。
そんな、ほかのメンバーより長めに画面に映っていた3人のうちの1人は、板野さん。
そして立ち位置は……、前田さんの斜め後ろ。

なんでそこまで立ち位置にこだわるの?という疑問が生まれるかもしれない。
番組に出演するときはトークをする時間が限られているため、人数が多いAKB48さんの場合、全員がじっくり話すことができない。
「笑っていいとも!」に出演したときにメンバー一人ずつが自己紹介をし始め、自己紹介だけで時間切れを起こすという珍ハプニングが起こったくらいである。
時間が限られている中でも基本的にはAKBの顔である前田さんを中心にカメラで撮ることになる。
逆に、前田さんから離れた位置にいる人は、よほど話したときのキャラクター性が強いか、面白いエピソードがない限り話を振ってもらえずカメラで撮られる回数が少ないことになる。
番組側ができるだけ視聴者をひきつけたいと考えるのであれば、たとえ話す機会がなくても「特に個性的なルックスをした人」をカメラでよく映す場所に配置することで視聴者が気になるようにしてテレビに釘付けするという方法を取る訳です。
その視聴者をひきつけるルックスをしているのが、板野さんなのです。

ただしどうしても板野さんのギャル系なルックスは、ほかのメンバーのルックスとギャップが生まれる。
いや、正統派アイドルのルックスとしてギャップがある、といった言い方もできる。
私が初めて板野さんのことをテレビで見た時、「この子は見た目の個性が強いな~」と思わされたぐらい強烈な印象を持った。
また、個々のメンバー名はおろかAKB48というグループ名しか知らなかった頃には、勝手にAKB48には正統派なルックスの子しかいない、と思っていた。
現に「AKB48=正統派」だと思わされてしまうのが、センターポジションの前田敦子さんのルックス。
いつ見ても「前田さんのルックスは正統派だなぁ~」とつくづく思わされてしまう。
だからこそ、プロデューサーの秋元康さんがAKB48の顔に前田さんを起用することで、正統派アイドル路線を作り出そうとしているのが納得させられてしまう。
一方、板野さんと言えば茶髪で巻き髪でギャル系というイメージが思い浮かぶ。
板野友美 2010年 カレンダー
もし「板野さんは正統派アイドルに見えますか?」と聞かれたら、首を縦に振る人はいないでしょう。
だけど、正統派に見えなくてもアイドルとしての素質や魅力は、大いにあることは断言できる。
そんな魅力的な板野さんでも、AKB48さんが「正統派アイドルとしてのビジュアルを優先した仕事」を行う場合には、センターは正統派なルックスのメンバー、つまり前田さんを置き、その一方でクセの強いルックスのメンバー、つまりギャル系のルックスをしている板野さんをセンター近くより端や後列に配置するという戦略を取っている。
その戦略の前では、板野さんの魅力でさえも封印されてしまうのです。
要するに、「控え」にまわらされてしまうんです。
AKB48の結成時から前田さんと板野さんは同じ舞台に立っていた。
でも前田さんはAKBの顔としてセンターの仕事を続く一方、板野さんはその背中を追う形となっていた。

ただ、その戦略をとっているためか、板野さんが端に立つことで悩んでいたらしい。
また、プロモーションビデオにチラチラっとしか映っていないことさえもあった。
ファンの投票数によって上位21人が楽曲参加の権利が得られる「選抜総選挙」で見事7位になり、CD「言い訳maybe」への参加が決まった板野さん。
その喜びもつかの間、出来上がったプロモーションビデオには板野さんより順位が下位だったメンバーの顔のアップがあるのに、板野さんの顔のアップなし。
もちろん、これに気付いて違和感を持ったファンが多かったし、なにより本人が出来上がったプロモーションビデオを確認したことを思うと複雑な気分にさせられた。
これが原因なのかは分かりませんが、本人のブログに「最近。毎日楽しいんだけどね すごく辛いこともあるんです友(板野友美自身のこと)は本当にAKB48に必要な存在なんでしょうか??」と書かれていた。
≫「Yahoo!知恵袋 - AKB48の新曲「言い訳Maybe」のPVについて
≫「YouTube動画 - 言い訳Maybe / AKB48 [公式]

そもそも立ち位置の指示はスタッフさんから「はいっ、じゃあ…○○さんはここに立って!」とかいう風に言われるのでしょうけど、良いポジションに優先されているメンバーと、後回しにされているメンバーが露骨に本人(達)にもわかってしまうという問題が出てくる。
もちろん人数の多いグループともなると競争世界になるのは当たり前で、仲間でさえもライバルになるのは必然ですが、当人のキモチ的には穏やかではないと思う。
なかなか自分の名前が呼ばれないとなると、戸惑ったり不安になるし、かといって文句は言えない。
誰もがセンターポジションまたはその近くは、目立つ場所だし、魅力的に感じるはず。
でも端や後列、あまり映されない場所というのはくやしく感じるはず。
「センター(近く)に立ちたいっ!!」
でもそう思っているのは自分だけじゃなく、ほかのメンバーも同じように思っているはず。
だから、「センター(近く)に立ちたい」というのはわがままでしかなく、本当のキモチは心の中に閉じ込めておかなければならないというジレンマが生まれる。
結果、たとえ目立たない場所に立とうとも、ファンの声援にこたえるべく、がむしゃらにがんばるしかしかない日々を送ることになる。

スタッフさんやプロデューサーさんは“あること”に気付いていなかった。
普段の板野さんはクールなまなざしで一見サバサバしている性格のように見えますが、外見とは裏腹に内面は繊細で、ガラス細工を扱うように丁寧な扱いをしなければいけないということに。
板野さんにとって十代の多感な時期には重過ぎるジレンマになっていたのかもしれない。
だから、ブログでの「友(板野友美自身のこと)は本当にAKB48に必要な存在なんでしょうか??」という書き込みの真意は、「目立たないポジションにいる自分の必要性をファンに問い掛けたのでは?」と私は思っているんです。
感情的なキモチが自分ひとりではどうしようもないほど止められなくなっていたのでしょう。
悩んだ挙句、相談したのはスタッフでもプロデューサーでもなく、ずっと応援してくれていたファンだったということなんでしょう。

でもそんな悩みを吹き飛ばすぐらいある番組スタッフが板野さんのことを重要視しているシーンがありました。
フジテレビ人気バラエティー番組「めちゃ×2イケてるッ! 歌へた紅白スペシャル」で、暴走芸人の江頭さんとAKB48さんが絡む企画が放送された。
そこに板野さんが7時30分ちょうどぐらいに登場。

実は、テレビ番組というのは、視聴率を狙って取りにいく時間というのがあるんです。
その時間の一つに「×時30分ちょうど」というのがあります。
その時間に視聴者をひきつけるために「×時30分ちょうどに良い人物(or企画)を映しておく」という方法を取るんですね。
≫「八時またぎ
その日のめちゃイケは、スペシャルだったので6時30分に始まり、1時間後の7時30分ちょうどぐらいに板野さんが映し出されていた。
これは、めちゃイケ番組スタッフから視聴率がとれるメンバーとして、7時30分ちょうどの時間にテレビに映るようにVTRが編集されていたという訳です。
また、AKB48さんは人数が多いため、メンバー全員が江頭さんとじっくり絡む時間が無かった。
しかし、その短い時間の中で板野さんは、江頭さんと絡む時間が取られていた。

長年にわたって人気を誇っているめちゃイケを作っているスタッフ。
そのスタッフが板野さんのことをテレビに映すことによって視聴率が取れると判断しているというのは、プロが太鼓判を押すほどの絶大な魅力があると言えます。

CD「ポニーテールとシュシュ(ポニシュシュ)」のジャケット写真は、前田さんがセンターのタイプと、板野さんがセンターのタイプの2種類で発売されてます。
ポニーテールとシュシュ(TypeA)(DVD付)
前田さんと板野さんとで対照的なジャケット写真にされていて、板野さんが選抜総選挙で1位になった前田さんと対照にしても「釣り合いが取れる」と所属事務所が判断した形になっています。
いつも前田さんの背中を追い続けてきた板野さん。
やっと追いつけた。
ポニーテールとシュシュ(TypeB)(DVD付)
がむしゃらにがんばってきた苦労が報われ、ポニシュシュのジャケット写真でセンターに立つ板野さんの表情は、自信に満ち溢れているように見えますね。
今後も、メディアがどれだけ板野さんのことを取り上げるのか、また、どのような待遇をするのか注目したいですね。

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