人間が笑顔になる理由

何故、人間は笑顔になるのか?を取り上げていた番組があったので簡単にまとめてみました。

NHK教育テレビ『サイエンスZERO』で放送されていました。

霊長類は顔の前に目が並んでいます。(※他の動物は目が横に付いています)
これは木から木へ飛び移りやすいように「立体視(物が立体に見える)」できるよう進化したのが原因と言われています。
そのためか顔のパーツが前にそろっていて正面側にいる動物に表情がよく分かるようになっています。
また、実験により、猿は仲間の状況(状態)を「声」ではなく「表情」を読み取ることで把握していることがわかっています。

では、何故笑顔になるのでしょうか?
笑顔は「グリメイス(劣位の表情)」を表しており、相手に対して「服従」を示しています。
つまり、笑顔になることで「私はあなたの敵ではないですよ」と訴える意味を持っています。
そのためか表情が読み取りやすいように霊長類(猿や人間)には顔に毛がありません。

また、笑顔を使った実験も。
サイエンスZEROの司会者のタレントの安めぐみさんが笑顔になっている人の顔を見ると釣られて笑顔になっていました。
これはTBS放送「カラダのキモチ」でも実験されていました。

ここからは個人的な見解です。
まず、表情が変わる理由は大きく分けると二つ。
一つ目は意図的に変える、二つ目は反射的に変える。
意図的に変えるのは相手に対して敵意(にらみ付ける)、好意(笑顔)、優位(どや顔)、劣位(上目使い)などをアピールするときだと思います。
一方で、反射的に変えるのは状況的に脳機能が反応して上記のようなアピールする表情が勝手に出てしまうことで起きるとき。
敵意(相手の目を見て、歯を見せ、口角を下げる)、好意(目を細めて、ほおを上げ、口角を上げる)、劣位(伏し目)など。

言語を持たない動物の頃に、「視覚的」に相手に対して何かを訴えるよう表情を駆使しているなごりが人間になっても残っているのが一番の理由なのかもしれません。

スポンサーリンク

スポンサーリンク