S-1バトルは企画として大失敗?

ソフトバンクが開催した
お笑い大会の「S-1バトル」が
どうもパッとしていないと感じている人が
多いような気がします。
その原因を分析します。

まず、テレビ放送されていないのが一番の原因。
やっぱり地上波放送していないと
興味を持つ人が少な過ぎる。
M-1やR-1などはテレビで放送されるので
ゴールデンタイムで「何千万人」の人が見るので
大会が始まるまでの予想と、終わった後で
ネット上の掲示板やブログに
感想がたくさん書き込まれるので話題性が大きい。
それに比べてS-1は、
「Yahoo!ニュース」によると
ネタに投票した人の総数が「66万人の投票者」とある。
テレビの視聴率に直せば「1%以下」になる。
1000万人以上の人が見た番組と
66万人とでは、やはり世間に巻き起こる
盛り上がりが違ってきます。

次に、賞金金額。
月間王者には1000万円がもらえるのですが、
この額では世の中の人が引いてしまう。
テレビ放送されるゴルフの大会だと
優勝者にはそれぐらいもらえるのが
当たり前ですが、「芸人」が1000万円を
もらうっていうところに
世の中の人に「嫉妬心」が出るんだろうと思う。
ゴルフのようにスポーツだと
「努力してつかんだ」イメージがあり、
芸人さんだと「楽して(簡単に)つかんだ」イメージに
なるのでしょうね。
また、「お笑い」のような「好み」が
分かれるような分野で
自分が認めていない芸(ネタ)に
高額賞金が与えられると引く人が出てくるのでしょう。

あとは、大会の出場者。
一つ言えるのは、
すでにテレビに出ている人が
メインの大会になってしまっている。
「誰も知らなかった話題性のある芸人」さんがいない。
2007年にブレイクした
小島よしおさんや鳥居みゆきさんのような
とんでもないインパクトのある芸人さんが
いればいいのですが、もしいたら
とっくにネタ番組に出ているだろうから
結局、M-1のトータルテンボスさん、R-1の浅越ゴエさんなど
他のお笑い大会で上位に入る実力者で
誰もが知っている芸人さんたちが活躍する大会になっている。


≫【補足】

【本当に盛り上がらないの?】
「年間チャンピオン大会」がテレビ放送されるので
そのときに一気に話題沸騰になるでしょう。
また、チャンピオン大会後に審査結果や制度に
納得がいかない人たちで議論され
盛り上がるでしょうから、
そのときまではパッとしない状況が続くでしょう。

【ゴルフの場合】
2008年に石川遼選手が最年少で
獲得賞金が一億円を突破しているんですよね。
でも、芸人さんがそれくらいの
賞金を獲得すると世間はドン引いてしまうのでしょうね。

【注意、ここからはネタバレを含んでいます。】
2009年3月期に優勝したトータルテンボスさんの
映像作品「今月のいたずら」 を見ました。
内容は大村朋宏さんが藤田憲右さん(アフロの人)の
いつも吸っているタバコに花火の火薬を入れて、
それを藤田さんに気付かれずに入れ替える。
そして藤田さんがライターで着火した途端、
タバコの先から花火が噴出して驚く
という映像でした。
感想としては「ドッキリ映像」な感じでした。
それと笑いどころが、その花火が噴出したところと
タバコを入れ替える所だけでした。
つまり普段しているネタ(漫才やコント)ではなく、
ほんとうに個人的に作った感のある簡単な映像作品でした。
また、6月の王者はNON STYLEさんだったのですが
「リアクション王座決定戦」という内容でした。
いまのところ、大会の優勝映像の傾向は
「相方の仕掛けたことに対して
芸人のリアルな反応を撮影した映像が有利」
という感じになってきています。
てっきりS-1はネタで対決して
優勝を争うものだと思っていたのですが…。
たぶん、それだと見慣れたネタだから
インパクトに欠けるのかもしれませんね。

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