マスメディアを利用した効果的な宣伝方法

マスメディア(テレビ・新聞・雑誌・ラジオ・インターネット)を利用した「宣伝方法」について書いてみようと思います。

まず、トーク番組にタレントさんが出演していますが、なぜ出演するのかというと以下のような意味があります。
・「顔(及びファッション)」
・「名前」
・「人間性(キャラ)」
・「関わっている・関わっていた作品」
などの「宣伝になる」からです。
要は、テレビ露出を増やして視聴者の方に名前を覚えてもらうことや、人間性を好きになってもらうことでファンの獲得につながる狙いがあり、また、その番組を見ている業界関係者にもアピールして次の仕事へつなげる効果もある。
ただし、タレントさんの多くはお笑い芸人さんのようにトークがうまいわけではないのでほとんどのタレントさんは、“しぶしぶ”出演しているといった感じなんでしょう。
なので、番組側と事務所側が事前に質問する内容を決めておいて無難にこなしている感じがします。
また、番組側も話題のタレントに出演してもらうことで視聴率が取れ、スポンサー料につなげることもできる。
「タレント」「番組」「スポンサー」の3者が得をするということになります。

また、情報番組で見かける「芸能人がもらう賞」や「テーマに合った公募の発表」などがある。
「○○が似合う芸能人」「○○にしたい芸能人は誰?」などアンケート調査。
または、一般の人たちへのアンケート調査や、何かしらのテーマに合った作品を公募し、発表する。
以上のほとんどが「企業の宣伝」のために行われている。
例えば、「○○賞」に選ばれたタレントを見て「どういう基準で選ばれているんだろう?」と思うことがあります。
基準はとにかくマスメディア(テレビ・新聞・雑誌・ラジオ・インターネット)で取り上げてくれてのであれば、よほど企画のテーマから外れていない限り「人気者であれば誰でもよく」、以下の関係性が大きく関わっている。

・「会社」
企画を考え、必要であれば芸能人に出演を打診し、マスメディアの会社に報告をする。
その結果、マスメディアが企画と共に商品やサービス、企業名などを取り上げてくれるので、宣伝になり、その後の利益につながる。

・「マスメディア」
世の中の人が興味を示してくれるような話題(情報)をを集めるため「会社の企画」を取り上げる。
そこで、例えば、テレビ局ならその企画を放送して視聴率を取ることで、スポンサー料を得る。

・「タレント」
この記事の最初に書いた通り、「会社」から企画に招待され、出演する。
その結果、出演料がもらえ、知名度も上がる。

・「視聴者」
なにか面白い話題を知ることで楽しんでいたいと思っている。
そこでマスメディアに取り上げられた企画を楽しみ、その企画に関した商品名や企業名にも関心を持つことで、商品を買ったり、ホームページに訪れる。

まとめ。
企画を行うことのメリットは、「会社」や「マスメディア」や「消費者」など、すべてに関わる人が得をするということ。
また、テレビでCMを放送するとなると15秒のCMを放送するのにウン百万からウン千万の莫大な費用が掛かるが、この記事のようなことを仕掛ければ、マスメディアが勝手に取り上げて宣伝をしてくれる。
会社が「芸能人がもらう賞」のようなイベントを開催する場合、「人件費(スタッフやタレント)」や「授賞式の設備費」などが掛かるが、「テーマに合った公募の発表」の場合は、比較的費用がかからない。
うまくいけば、ワイドショーが「何分間」もの間、企画を取り上げてくれるので、おいしい話はない。
そのため低予算で大規模な宣伝ができるので「費用対効果(コストパフォーマンス)」にすぐれている。

■【マスメディアを利用した事例】
・『社長マスメディア出演』
居酒屋「ワタミ」の創業者「渡邉美樹」さんは、テレビ番組にコメンテーターとして出演している。
出演の際には字幕で肩書き(社名など)が表示されている。
→マスメディアに社長を取り上げてもらうことで自社サービスや商品を宣伝できる。
また、社長のカリスマ性から自社サービス利用者を増やすこともできる。
そのほか、本を出版し、そこに自社サービスを紹介することで、宣伝しながら本の収益も得るという一石二鳥な方法もある。
※成功している大きな会社の社長でない限り、説得力に乏しくマスメディア展開するのは難しい。

・『社長マスメディア使用』
インターネット広告代理店事業「サイバーエージェント」の社長「藤田晋」さんは、インターネット上でブログ(日記風ホームページ)「渋谷ではたらく社長のアメブロ」を運営し、社長自ら自社サービスを利用している。
また、インターネット関連事業「ソフトバンク」の社長「孫正義」さんは、インターネット上で「Twitter(短文を公開するサービス)」上で、一般人とコミュニケーションを取っている。
→社長のカリスマ性を高めることができたり、運営しているブログ上で新商品や新サービスの紹介をすることができる。
※インターネット上で不適切な発言をすると、批判が殺到する。
→「海外SEO情報ブログ・メルマガ 8億円の売上アップをもたらした、ECサイトでコンテンツを増やす9+1個の方法 at PubCon

・『社員』
ユニークな社員の取材を受ける。

・『社員密着取材』
新人社員の奮闘振りや、キャリア社員の仕事術の取材を受ける。

・『商品密着取材』
商品の開発現場(企画会議、製造工程)の密着取材を受ける。

・『ユニーク商品』
一風変わった商品を販売し、取材を受ける。
→よくあるのが飲食関係で、デカ盛り(料理の量が極端に多い)のような商品を出すと取材が来る。

・『話題制作』
商品ではないが、技術力を活かして人の興味をひくものを制作する。
電子部品制作「村田製作所」の一輪車ロボット「ムラタセイサク君」。
自動車メーカー「ホンダ」の二足歩行ロボット「ASIMO」。
→普段の技術を別の形にして、話題を作り出すと取材がくる。
※制作費が必要。

・『コラボ商品開発』
テレビ番組などと共同で新商品の開発をする。
→商品の開発段階からマスメディアに取り上げてもらうことで宣伝になる。
※大手企業でない限り、企画にならない。

・『企画』
下着メーカー「トリンプ」では、年2回、世相を反映したブラジャーを発表している。
通信販売「ユーキャン」では、年末に「新語・流行語大賞」を発表している。
→マスメディアが取り上げることで社名の知名度が上がるうえ、ホームページへの訪問者数を増やすことができる。
※イベントを行う費用が必要になる。

・『大会開催』
従業員が業務に関することや、商品を利用したお客さんを競わせる大会を行う。
→マスメディアが取り上げることで社名の知名度が上がるだけでなく、サービスや商品の向上につながる。
※イベントを行う費用が必要になる。

・『特殊』
女性トレンド情報発信サイト「ヒメクラブドットコム」を運営する「Hime&Company」では、社員が失恋すると年齢に応じて休暇が取れるという。
また、インターネットカタログ通販サイト「イマージュネット」を運営する「イマージュ」では、社員の採用面接を富士山の山頂で行った。
いづれも、一般的な会社の仕組みとは違う特殊なことをしていたことで、結果的にマスメディアで取り上げられている。
→一風変わったことをしているだけでマスメディアが会社を取り上げてくれる。
※会社のイメージに良し悪しの影響が出る。
→「Yahoo!辞書 - アイデア休暇制度の意味とは

・『奇抜な建物』
調味料販売「日本食研」が作っている焼肉用のたれ「焼肉のたれ宮殿」を作っている工場は、外観が本当に宮殿の工場で作っている。
インターネット検索サイト「Goole」の会社内には、ビリヤードやダーツなど遊ぶ施設がある。
→一風変わったことをしているだけでマスメディアが会社を取り上げてくれる。
※設備投資費が必要。

・『インターネット上での話題』
ウルトラマンの制作会社「円谷プロダクション」は、エイプリルフール(4月1日)に自社のホームページでユニークな企画を展開している。
建設業者「前田建設」のホームページでは、アニメやゲームに登場する施工を実際に行った想定を紹介している。
→インターネットの口コミにより、ホームページへの訪問者を増やすことができる。
※ホームページ制作費用や奇抜なアイデアが必要になる。
→「カンタン動画作成サイト | コマーシャライザー

・『よく目にするものに広告』
パソコンのデスクトップの壁紙やスクリーンセーバーなど、普段に目にするものに自社のサービスや商品が一緒に表示されるようする。
→パソコンを立ち上げる度に宣伝ができる。
※制作費や壁紙などに使いたいと思わせる魅力的なデザインが必要。

・『商品プレゼント』
商品を視聴者(読者)のプレゼントとして使ってもらう。
→広告を出すのには費用が必要になるが、プレゼント用に商品を使ってもらうと、宣伝費は必要なく商品を取り上げてもらえる。
※魅力的(有名)な商品でないとプレゼントとして使ってもらえない。

・『有名人へプレゼント』
芸能人や文化人など世間的に有名な人に商品をプレゼントすることで、本人がテレビ出演したときや、ブログなどで取り上げられる。
→有名人のカリスマ性によって商品の使用感などの良さを口コミで広めることができる。


≫【補足】

■【その他】
映画の試写会に呼ばれたり、吹き替えに芸能人が起用されたりしているのも、マスコミが取り上げてくれることを期待しているためなのでしょう。
良くある光景でタレントが囲み取材や写真撮影をしているときは決まって背景に「企業のロゴ」や「商品名」などが入った場所の前でしている。
しっかりと企業側の計算が入っている。
そして毎年恒例の行事みたいに取り上げられるのを理想としているのだろう。

■【帽子】
プロゴルファーの帽子に企業の広告が貼り付けてありますが、貼り付ける位置によって広告料が違ってくるらしいです。

スポンサーリンク