論破されないための文章作りの方法

どうしてもインターネット上の掲示板やブログで
個人的な考えの文章を書いていると
反論してくる人がいます。
それは自分の考えとは違う意見で
とても“タメ”になることもあるのですが
やはり自分の意見を押して主張したいものです。
そんな時に有効な方法は?

それは「実例」を挙げることです。
まず「自分の意見」を書き、
それに続けてその「自分の意見」に合った
「実例」をできれば多く挙げておきます。
そうすることで「読み手の人」が
その文章の「書き主の意見」と
「実例」を比較して「合っている」と判断すると、
さすがに「実例」つまり「現実の事例」を
否定することはできないわけですから、
それに合う個人的な意見の文章も
否定するのは難しくなります。
また、この方法を使う利点は
「自分の意見」に合った「実例」を確認する際に
間違いに気付くことができます。
これによって間違った考えを書かないことで
論破される可能性は低くなります。
(※相手の意見が間違っていることを示す実例もあれば書く)

ただし、当然のことながら
「書き主」はたくさんの「実例」を
知っている必要があるため、
知識や経験が豊富でないと
この方法は有効ではありません。
また、人一人が調べ上げる情報にも限度があるので
自分が知らない情報で攻められる可能性があります。
しかも、世の中には

・A or B
・A and B

のように「A or B」のような
どちらかが正解で
どちらかが間違っているような話だと
話は結論に向かいやすいのですが、
答えが「A and B」のような複数の結論を含む場合には
たいていの場合「水掛け論」になります。
例えば、
「自転車のタイヤと車のタイヤは同じか?」というテーマで
議論したとします。
一方は、「動力が伝わることによって
タイヤが回転して本体が進むから『同じ』」という
意見を言います。
もう一方は、
「いやいや自転車のタイヤを使って車は走れないから『違う』でしょ」と
言い出します。
このようにどちらも正論を言っているのですが、
根本的に「とらえ方が違う」ことで言い争いになります。
(※言い争いをしている人が両方の答えがただしいけど、
捉え方が違うだけということに気付いていないか、
気付いていたとしても
互いに正当性を主張し続けるときりがありません。)

■【文章を論破しようと思う人が現れる原因】
・好みが分かれやすい対象について書いている
(※感性によって結論がかわるので)
・否定・批判的なことを書いている
・間違っている
・つじつまが合わない
・説明不足
・書いたことを飛躍されて解釈される
(※かってにコチラの文章の意味を大きく膨らまされる)

■【反論の際にややこしくなる原因】
・感情的になる
(話の流れに不必要な相手の人格に触れた内容を書いている)
・相手の文章を引用
(揚げ足を取った印象)
・個人的な見解や推論
(私的な考えだけでは説得力に乏しい)
・難しい(哲学的など)文章
(意味の取り違えから話がこじれる)
・相手のことを認めつつも結局のところ反論している
(気分良くしてあげても同じ)
・例えている
(実例ではなく何か別の話で例えて、そのケースとは違うと
とりあってもらえなかったり、ややこしくさせている)

■【有効だと思われる反論と対処】
・客観的な(第三者の)証拠を列挙
(公開されていて誰もが確認を取れる具体的な情報を示す)
・相手の文章の間違いを指摘しない
(相手の文章を引用せずに自分の意見だけを書くことで
相手にプレッシャーによるストレスをかけないようにして、
感情的にさせないようにする)
・水掛け論に参加しない
(終わらない論戦は答えの決定打が出ないことの現れ。
相手の意見も認め、理解したことだけを述べ終える)

人間は、自分の価値観に合わないと
ストレスを感じ、感情的な攻撃衝動が生まれる。
そして、「物」や「者」、また「考え」に対して
ストレスの元凶を破壊してしまいたいと思うようになる。
そこで、文章の場合には論破したくなる衝動が生まれ、
反論されるとさらに衝動は加速する。
しかし、時間の経過と共に
攻撃対象に“慣れ(なれ)”を起こすことで
感情の高ぶりが落ち着きを取り戻し、
言い争っていた場合は事態の収束に向かう。


≫【補足】

■【証拠】
確か、どこかの週刊誌が書いた記事によって
総額ウン十億円(だったかな?)の
訴訟を起こされている(いた?)らしいです。
絶対的かつ確実な証拠を明示しておけば
さすがに書かれたほうも
負ける裁判をしないでしょうから、
訴えることも無いと思うのですが、
つめがあまいと大変です。

■【その他】
前例や先駆者がいない分野だと、
証拠がないため反論が難しくなります。

■【きりがない】
人によっては自分の意見を押し通さないと、
気が済まない人がいます。
そういった人を相手にすると、
絶対に正しい根拠を挙げても、屁理屈を言われ、
いくら理解してもらおうとしても反発されます。
だから、始めから
ややこしそうな相手にはかかわらないことが
最善の方法です。

■【証明】
自分の意見が正しいと証明しても、
相手の意見が間違っているという
証明にはならない。
逆に、相手が間違っているという証明を
しても自分の意見が正しいというわけでもない。
とにかく自分が正しいうえに相手が間違っている
という「両方の証明」をしなければならない。
裁判だと容疑者が犯人であるための証拠を出し、
また、容疑者の主張を覆す証明をする。
ただネット上のブログや掲示板で本格的に証明するには
面倒なだけです。

■【よくあるケース】
気軽に書いた文章なのに
・自分の意見以外は完全否定していると思われる。
・自分の意見は100%正しいと思われる。
以上のように受け取られて、
本格的に反論される。
これがよくあるケース。

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