バカリズムのネタ分析

「ネタ職人」と呼ばれる「バカリズム」さんの
ネタを分析してみたいと思います。
一見、単純に見えても
奥が深いのが特徴なのかもしれません。

【トツギーノ】
フリップを使った三段オチみたいな内容です。
「○○し~の」と言う
おじさんが使いそう(?)な
言葉と言葉をつなぐときのフレーズを使っています。
確か、友近さんが病院で呼び出し待ち中の
おじさんキャラのネタで
「いらんこと“言い~の”、いらんことしい」みたいのを
言っていた記憶があるような無いような。
その「○○し~の」を使った普通のストーリーを
フリップで見せていき
最後に「トツギーノ」と言い、
「嫁ぐ(とつぐ)」という
日本的な言葉と絵を使ってオチに仕立て上げています。
そこで「トツギーノ」と言う横文字風な言葉の響きなんだけれども
意味は日本特有と、
必ず最後に羽織袴を着た花婿と
白無垢姿の花嫁の絵が待っているところに
“なごむ”つながりを持たせてます。
ちなみに「R-1ぐらんぷり2009」の
COWCOW山田よしさんも
この方法を使ってますよね。
フリップをめくっていったら
最後に必ず「ゴルゴ」が待っています。


【バラエティー番組の司会者風取調べ】
これはバラエティー番組の司会者がする“仕切り”みたいな感じに
警察官が取り調べをするネタ。
「キングオブコント」での
・ザ・ギース…卒業式×サッカー
・チョコレートプラネット…ローマ帝国×現代(合コン話)
と同じ構造ですね。
まったく別のシチュエーション同士を
掛け合わせていながら
意外にも話が噛み合っていく様子が
面白さにつながるようになっています。


【贈るほどでもない言葉】
これがバカリズムさんを代表する特徴的なネタですね。
フリを入れてオチを付ける展開ですが、
当たり前すぎることを言うことで
「意外ではない答えが逆に意外」という
「ボケ」に対する考え方や発想を完全にひっくり返した
バカリズムさんならではを感じさせてくれます。

まとめとしては
バカリズムさんは「発想力」に優れていると思います。
芸人さんは笑いが取れたら
そんなにネタのパターンを変えることはないと思うのですが
彼は次々と笑いの誘い方を変え、
彼の手に掛かればボケ方一つでさえ
今までに無い独創的で斬新なネタに
仕上げる能力があると思います。
それが彼が番組に出る時のキャッチコピーとして
「ネタ職人」と呼ばれる理由だと思います。

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