キングオブコント2008の感想

TBS放送「キングオブコント」
2146組のコント芸人さん達の頂点が決まりました。
そして、大会前から
議論を呼んでいた審査方法に
納得がいかない視聴者が続出しました。

【点数結果】

【Aリーグ】
・TKO (368点)
・バッファロー吾郎 (460点で進出)
・ザ・ギース (400点)
・天竺鼠 (388点)

【Bリーグ】
・チョコレートプラネット (415点)
・ロバート (473点)
・バナナマン (482点で進出)
・2700 (327点)

【最終決戦】
・バッファロー吾郎(5票)(優勝)
・バナナマン(2票)


【感想】
点数結果を見る限りトップバッターのTKOさんは
基準点にされたので点数が低い感じですね。
トップバッターに高い点数をつけると
後続のネタの点数をつけにくくなるため
低く抑えられた点数に。(400点以下に)
もし、TKOさんのネタの順番が後だったら、
もっと高くなっていたでしょうね。
M-1の場合、決勝で最悪トップバッターでも上位3組まで
最終決戦に残れるので、基準点にされて点数が低くても
3枠あるため最終決戦に進出できる可能性がまだありますが
キングではA、Bリーグ共に1枠のためトップバッターになると
低い点数をつけられ最終決戦進出が難しくなります。
このシステムは次回までに絶対に改善して欲しいですね。

それ以外は、「キャリア」に準じた点数になっている感じ。
特にテレビ出演がある人ほど特をしている?
タレント性がありテレビ露出がある人ほど
その芸人さんのキャラクター性が知れ渡っていたり、
芸人同士の交友関係があるため
ネタをする人物に対する付加価値が大きい。
それをあらわしていたのが
ネタ中にボケていないところで
人物を見ているだけで観客に笑い声が起こっていた。
あきらかにキャリアがあり知名度の高い人は
事前に「面白い」や「好感が持てる」というイメージがあるため
笑いが起こりやすい。
当然のことながらキャリアが長いと
交友関係も広いので芸人がする投票にも
すくなからず影響が出ている可能性もある。


≫【補足】

【改善して欲しい点】
・5分以内にネタが終わらないと舞台が暗転して(暗くなって)強制終了。
もし、仮に強制終了されるようなことがあったら
見ている側がドン引きするので
このシステムは無しにしたほうがいい。

・ネタが終わった後に司会者たちが舞台の奥から走ってくる。
落ち着かないうえ、タイムロス。

・優勝発表の時に決勝進出者が舞台の上にいない。
どんな番組でもそうですが最後は舞台上に
全員いないとフィナーレが軽く見える。

【最終決戦】
バナナマンさんは、
「あるあるシチュエーション」だっただけに
万人ウケするものでしたね。
一本目は、全校集会での男子生徒のじゃれ合い。
二本目は、女性(女優)との食事のセッティング。
それに対して
バッファロー吾郎さんは、二本とも
シュールだっただけに好みが真っ二つに分かれる
ものでしたね。好きな人は好きだけど
あの世界観に入れない人には面白さが伝わらない。
バッファロー吾郎さんボケ方は、言ってみれば
「抽象画」と言える。
ピカソの絵のように一般的には理解しがたく
好きな人は好きな表現である。
「アンドロイドが実はうまい棒だった。」という
極端な展開を受け止める考え方が無ければ成り立たない。
一方、最終決戦で対決した
バナナマンさんは「写実画」である。
現実をそのまま映し出しており、
誰に対してもその表現を理解することができる。
「学校の朝礼でジャレあう男子学生」という
現実にありえる光景をしている。

漫才の場合、ボケ担当がおかしなことを言えば
ツッコミ担当が正しいことを言って
話を常識的な方向へ戻そうとするが、
コントは、その設定された
おかしな世界観を楽しむことにあり、
どれだけ現実離れしたことを言っても
それがまかり通ってしまうところにある。
そこで、バッファロー吾郎さんのボケ方は
極端なことを言うことにあるが、
これは子供同士の遊びに通じるものがある。
例えば「おままごと」をするときは
自分たちで設定した世界を楽しむことにある。
無い物をあるとして、いない人をいるとする、
とてもシュールな世界で遊んでいる。
バッファロー吾郎さんのネタに
司会者のダウンタウンさんが
「中学生」や「お楽しみ会」と言われたのも
極端な設定が「子供がやっていそうなこと」に
見えたのが原因だろう。

【後日談】
後日に放送された「はねトビ」でキングの後日談。
バナナマンさんはキングの最終決戦で
ロバートさんとTKOさんが
別のコンビに投票したのを不満に思っていたらしい。
また、TKOさんは、所属事務所の松竹から
ハイヤー(貸切自動車)で送られたが
結果が300点台だっただけに
申し訳なかったらしい。

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